どうせマッサージをするなら、できるだけ効果を得られるように行いたいと思いませんか?
冷え切った身体で、イライラしながら、仕事の怒りが収まらなまま・・・そんなものを引きずったままリンパマッサージをしても、あまり効果的とはいえません。
リンパマッサージの具体的な方法
聞いてみれば当たり前のことかもしれませんが、これがなかなかできていない人もいるんです。
せっかくやるリンパマッサージです。
短時間でできるからこそ、最大限の効果を発揮できるよう、身体と気持ちの準備を整えてはじめてください。
リラックスした状態で
リンパマッサージの最大の効果を得るためには、なによりリラックスしていることが大切です。
身体も心もリラックス状態にしてから、始めましょう。
リラックスした状態では、副交感神経がよく働きます。
副交感神経にスイッチをいれ、よく働くようになると、血管もリンパ管も緩んできます。
緩んだ血管やリンパ管には、血液がよくながれリンパ液もよく流れるようになりますので、それだけでもマッサージのスタート地点が変わってきます。
日中いやなことがあったり、息つく間もなく夜になってしまっていても、好きな音楽をきいたりお風呂にはいったりして、心身をリラックスさせて、肩の力が抜けてからはじめてください。
お風呂の時間(バスタイム)を利用して
お風呂に入ると、身体が温まるだけでなく、筋肉がほぐれてきます。
血行がよくなり、副交感神経にスイッチがはいります。
湯船につかっているときなど、きっと身体がだらんとしてリラックス状態になっていることでしょう。
このバスタイムをぜひ利用してマッサージをしてみてください。
お風呂場の洗い場で、洗い流しできるマッサージジェルを用いて行えば、リラックスしながら身体に向き合えることでしょう。
「お風呂場ではやりにくい」方は、お風呂上りにすぐ行うと、同じく効果的です。
お風呂とマッサージをセットにしておけば、リンパマッサージのために別の時間と場所を設けなくてもすみますので、手軽でもあるはずです。
ケアのあとは白湯がおすすめ
リンパマッサージをした後は、白湯(さゆ)を飲んで水分を補うようにします。
リンパマッサージを行った後は、溜まった老廃物や毒素が出やすい身体の環境になっています。
直後に白湯を飲むことで、尿や汗が出やすい状態になり、これらを排出しやすくなるからです。
白湯は、ぬるめのお湯ですが、お水なら常温ののもの、または体温に近いものにします。
これらは身体に負担をかけることなく、吸収されやすいからです。
のどが渇くと冷たい水が欲しくなりますが、冷たい水は必要以上の胃液を分泌させ、胃に負担になるばかりでなく胃が冷えてしまいます。
リンパマッサージの効果を高める具体的な方法のまとめ
リンパマッサージを始めるときは、リラックスした状態ではじめましょう。
バスタイムはリラックスでき、副交感神経がよく働くので効果が高まります。
副交感神経にスイッチが入ると、血管もリンパ管もゆるんで、マッサージ効果を促進させます。
ケアのあとは白湯か常温のお水を飲んで、排泄を促します。
マッサージ効果を促進させる決めてが、リラックスとケア後の白湯です。