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リンパとは?一番わかりやすいリンパの話

リンパマッサージ

リンパの働きは、「病原菌の侵入を防ぐ働き」がよく知られています。

美容の面では、リンパマッサージが注目を浴びていますが、それは体内の余分な水分や老廃物を排出できることから、アンチエイジングにつながるという視点のようです。

一番わかりやすいリンパの話

リンパ液やリンパ節は、血管のように目に見えるものではなく、なんとなく大切という知識で済ませている人もすくなくありません。

病気予防や美容に役立っているものでありながら、リンパのことをよく知って、健康維持に努めている人は少ないのではないでしょうか。

リンパを知識として知っておけば、これから始めるリンパマッサージのことも、より効果的に行うことができると思います。

ここではリンパとはそもそも何?という最初の一歩の話です。

リンパ液の正体は?

人の身体の水分比率は、どれくらいかご存知でしょうか?

人の身体は、60~70%が水分でできています。

水分とは、血液、リンパ液、組織液のことです。

ケガをしたときに、透明な液体が出てくることがありますが、これは細胞の周りにある栄養水である「組織液」です。

採血をした後に、試験管の中で半透明な液体が、上澄みに出てきますが、それが「血しょう」という成分で、この血しょうが血管の外にしみだすと、「組織液」になります。

そして「組織液」がリンパ管に回収されると、「リンパ液」となります。

つまりリンパ液とは、組織液であり、血液中の血しょうなのです

リンパの構造はどうなっている?

リンパマッサージ

半透明だった血液の上澄みの血しょうは、血管の外にしみ出てリンパ管に吸収されるころには、無色透明になっています。

細くて透明なリンパ管も透明な管です。

リンパ管は、血管と同じように、身体の隅々に張り巡らされていて、血管にからみつくように存在しています。

リンパ管は、血管からしみ出た組織液を回収する際、一緒に細菌や異物も回収します。

それらが身体を巡らないよう、リンパの通り道にあるリンパ節で、ろ過したり退治したりしています

リンパ節は約800個あり、全身のあらゆるところにリンパ管の中継地点のように存在しています。

特に大きいリンパ節が集まっているのは、脚の付け根のそけい部、脇の下、耳の下のリンパ節です。

これらのリンパ節の働きが、活発であればあるほど、免疫機能が働き、老廃物をろ過する機能も働きます。

手足の先の毛細リンパから、身体の中心に向かって太くなるリンパ管は、リンパ節を通ることでリンパ液をきれいにして、身体を健康に維持する大きなリンパのネットワークを形作っています。

リンパとは?一番わかりやすいリンパの話のまとめ

リンパ液とは、組織液であり、血液中の血しょうです。

透明なリンパ管の中で、透明なリンパ液が循環しています。

リンパ管は、血管からしみ出た組織液を回収しつつ、細菌や異物も回収します。

約800あるリンパ節では、病原菌を退治したり、老廃物をろ過して、きれいになったリンパ液を静脈から心臓に送っています。

身体中に張り巡らされたリンパのネットワークが、私たちの身体を守り、また健康増進の役目を担っています。

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