「くぼみ押しダイエット」として紹介されていたのですが、こんなにゆるい方法でもダイエットできるんです。
なぜこんなにゆるい?といいたくなるのは、身体のくぼみを押すだけだからです。
くぼみ押しダイエット、こんなにゆるいダイエットでいいの?
くぼみを押すのもお風呂に入っているときの、身体が温まっているときがベストだそうで、つまり血液循環のいいときに行うのが効果がでるといいます。
さてそんなゆるいダイエット方法は、日経ヘルス2月号に紹介されていましたよ。
もちろんダイエットですから身体に不要な、余分についてしまっている脂肪を落とします。
身体のくぼみ押しでなぜ痩せる?
身体のくぼみの場所は後で説明しますが、なぜくぼみを押すとダイエットできるのか?ですが・・・
身体のくぼみを押すと、固くなった筋肉を柔らかくすることができます。
くぼみにはいくつもの筋肉の端の部分がつながっていて、筋肉の端部を押すと筋肉全体が柔らかくなるという仕組みになっているのです。
筋肉が柔らかくなることで、挟まれている血液やリンパ管の圧迫がゆるんで、流れがよくなってきます。
するとその周りある余分な脂肪が排泄されるようになるという仕組みです。
硬い筋肉について滞っていた脂肪が、くぼみを押すことで排泄されるようになる、つまり痩せることになるわけです。
「くぼみを押すだけで痩せる」わけですから、運動ゼロ、食事制限ゼロのダイエット法といえますね。
方法はとてもラク、こんな方法って具体的にではどうするのか・・・
体のくぼみの押し方
筋肉の端がいくつも集まる場所が、身体のくぼみのあるところです。
「筋肉の交差点」とも呼ばれていて、ここを刺激すると筋肉が緩みます。
一番よくわかるのは、脚の付け根の鼠蹊部(そけいぶ)です。
そけい部には背骨から骨盤、太ももへとつながる筋肉、上体と脚をつなぐ太い血管が複雑に交差しています。
座る時間が長い人などは、そけい部が硬くなりやすいので、下半身の血行がわるくなったり冷えたり、また脚がむくみやすくなっていることでしょう。
ここを押して、筋肉の端を刺激してみます。
ちょっと痛いくらいに押すのがコツだそうです。ストレッチはよくイタ気持ちいいくらいにといいますが、ちょっと痛いくらいに押します。
なにしろ刺激を送るわけですからね。
そけい部を押せば、複数の筋肉が柔らかくなり、血液やリンパの流れがよくなってきます。
膝の裏側のくぼみも、膝の上と下の筋肉の端がいくつも集まっていますので、ここも痛いくらいに強めに押します。
7つのくぼみと押すダイエット効果
では身体にある他のくぼみはというと、全部で7か所、上からみていきますね。
脂肪を落ちやすくするスイッチ・7つのくぼみ
1 みぞおち・・・押すと呼吸が深くなり、お腹がペタンこ。胃腸の調子もよくなる。
2 膝裏・・・押すと膝下の筋肉がゆるみ、冷えやむくみが解消する。
3 そけい部・・・押すと太ももがほっそりする。
4 お尻のえくぼ・・・押すと骨盤や背骨の歪みがとれてヒップアップにもなる。
5 脇の下・・・押すとにの腕の振袖(たるみ)や脇腹のたるみ解消につながる。
6 鎖骨・・・押すと顎から首、デコルテがすっきりする。
7 あごの下・・・押すと二重あごや顔のたるみ解消、小顔効果も、肩や首の凝りを解消する。
いずれも骨の脇のところを刺激するように押すといいです。
読者さんが二人、5日間試してみたところ、ウエスト周りが2センチほど細くなっていたと、効果のほどを話していました。
食事は全く特別なことをせずにいたそうで、お一人はウエストだけでなく脚もサイズダウンしたそうです。
脂肪が落ちやすくなるとはいえ、たった数日でそんな目覚ましい効果があるとは、にわかに信じがたいですが、理論的にはなるほどとうなづけるダイエット法です。
温めた身体で押すのが最も効果的なので、湯船につかっているときとか、お風呂から出てすぐにやってみるといいですね。
「ゆるダイエット」の今回の企画の中でも、一番興味がわいた方法です。
日経ヘルス2月号(2015年)にさらに詳しく解説があります。
理学療法士でソリデンテ南青山院長の小野さんが解説されています。覚えておきたいダイエット法ですね。
続けることが大切で、余分な脂肪が排泄されていくそうなので、継続を。
筋肉の端を刺激(押す)ことで、筋肉が柔らかくなる!普段身体をうごかさない人は、このくぼみ押しダイエットが救世主になるかも。
くぼみ押しダイエット、こんなにゆるいダイエットでいいの?まとめ
身体のくぼみには、筋肉の端がいくつも集中している。
身体の7か所のくぼみを、身体が温まった状態で押すと、周辺の筋肉が柔らかくなり血行促進、リンパ液の流れが促進される。
押すのは骨の脇で痛いくらいの力で刺激する。
血行リンパの流れがよいと、脂肪も排泄されやすい環境になる。
継続すれば余分な脂肪を排出でき、痩せていく。