「女らしさ」がやせてしまうとキツく見える!不幸に思われる!ってそんなの損です。
キレイになりたければ太りなさい・逆ダイエット
キレイになりたければ太りなさいといわれて、はたして太ってしまっていいの?と心配したのですが、美スト3月号の今回の特集は、40代女性がきれいに幸福そうに見える太り方だったので安心です。
逆ダイエットで太るといっても、適正体重になることと、貧相に見える部分を改造するという内容なので、結果スタイルがよく幸せ度がアップするそんな体の整え方です。
理想的な女性らしい美しさは何か?
ダイエットと女らしさはどう考えるのか?
貧相に見えないダイエットはどうしたらいいのか?
そんな疑問に答えてくれる、逆ダイエット法でしたよ。
ほっそりきれいだけど残念な美女ってどんな人?
細ーい!と思わず見とれてしまう美人がいますが、細いだけで魅力的な女性だとは断定できないのですよね。
案外男性からは、ただのガリガリ女でキツイと思われているようなんですよね。
細いけど、細くなるのを頑張るだけではダメで、40代ともなるとげっそりと貧相に見えてしまうようになるので注意しなくてはいけないんです。
残念ながら若いころと違ってきますね。
例えば、ほっそりスリムだけど今一つ残念に思えてしまう女性とは・・・
・頬がこけて見える・・・痩せると頬がこけるのですが、ほほが下にさがってムンク顔に!
・デコルテが骨ばって見える・・・痩せて胸の筋肉と脂肪が不足気味に、肋骨が浮き出ると干物のよなデコルテに、スルメ胸に。
・肋骨と腰骨がゴツゴツしている・・・体幹がよわくて胸の下の肋骨が下がってきて、腰骨もゴツゴツっと目立ってきます。
・骨盤が開いてO脚・・・大腿の内転筋が弱いので大腿の外側の筋肉が発達、横に張り出した脚の印象になってしまう。
B=83.5 W=62.5 H=91.8
二の腕=右26.0 左25.5
太もも=右50.5 左49.0
全体的に筋力がなく体幹が弱いため、お尻がたれ気味で肩が前にでて肩の左右のバランスが悪くなっています。
痩せてキレイは40代からは間違い?
いつもダイエットに懸命になっている40代女性のうち、そろそろ考え方を変えた方がいいと思われる女性があります。
もう痩せることを考えずに、美しく太るという方向へ転換する時期なのかもしれません。
そろそろ太った方が魅力的に見えるのはこんな人!
「こんな40代は太らなきゃダ」みたいですよ。
・ダイエットをすると上半身から痩せる人
・お尻の位置が昔と比べて下がってきた人
・肌にハリつやが少ないと感じる人
・冷え性の人
・ホルモンバランスがよくないと感じている人
・姿勢が悪いと自覚している人
。炭水化物が好きでそればかり食べてしまいがちな人
・極端に運動不足を感じている人
・昔から食べても太らない人
・体脂肪率が17%以下の女性
(美スト2015年3月号より)
ではどうしたらいいのか?ですね。
単に太るといっても、不必要なところばかりに脂肪がついてはたまりません。余計に美ボディから遠ざかります。
何をすれば美太りになれる?
この女性竹山亜紀子は45歳になる前に、美太りして美しい体型を手に入れてたいとのこと。
彼女にとって何キロ太るのが美太りなのでしょう。
また美しく太るために何をするといいのでしょう。
目的はメリハリのある女性らしい体になること。
頬がこけたムンク顔、しぼんで干からびたスルメ胸、骨がゴツゴツした干物デコルテとさよならして、キレイに太る方法を探したのです。
結果こんな美ボディを手にいれた
2週間の肉体改造で彼女は女度を思い切りアップさせました!
・背中の余分な脂肪がなくなり左右の肩が水平に
・前に出ていた肩が後ろへ、そして立ち姿が美しくなった
・頬が少しふっくらして顔の影が減少、若々しさがでる。
・内側からハリのあるデコルテに。胸の筋肉がついたので正しい位置に胸の肉が整いました。肋骨が見えなくなりました。
・筋肉がついて姿勢が変わったので、肋骨があがりウエストのくびれ位置もアップ。
・内転筋が引き締まって太ももの外への張りが緩和されました。よって上半身とのバランスのよい脚に。隙間もへってO脚改善。
B=84.0 W=62.7 H=90.5
二の腕=右26.2 左25.6
太もも=右49.2 左49.2
体重が二キロ増えたのに、体脂肪率が3.6%も減って、全体のゴツゴツ感が減っています。
ボディラインが全体に柔らかくなって、下半身が引き締まっています。
筋肉を増強したことで、代謝がアップ、そして血流もアップ、全体的に肌もつやつやしてきたのが見て取れるほどの変化です。
たった二週間でこれだけの変化はスゴイです。
自分一人ではできないけれど、強力サポートのおかげで、必要なところの筋肉をつけてふっくらさせることに成功です。
2週間で肉体改造をするその方法
たった二週間で肉体改造ができたのは、池澤智さん(パーソナルトレーナー)の指導があったおかげです。
池澤智さんはミスユニバースのトレーナーなどで日本女性をアクティブで華やかな体にする専門家です。
素晴らしい実績をお持ちの先生なので、そのメソッドの一部でも活用できたら、美ボディに近づきますね。
今回の肉体改造の解説がありましたので、要約してみます。
二週間肉体改造で美ボディをゲットする方法
・逆ダイエットのためには、高タンパクで糖質を控え、脂質を断つ食事を、一日5回します。
・具体的な食べ物は、OKなものは、脂身の少ない魚や肉、ヨーグルトや豆乳、刺身、緑の野菜、NGなものは、牛乳、生クリーム、バター、脂身の多い肉、マヨネーズや白濁したドレッシング、揚げ物です。
・美しいボディラインを作るため、筋肉の使い方と付き方を調整するトレーニングを一日おきに1時間から1時間半行う。
・家でも宿題のトレーニングを行う。
・最後にリンパトレナージュで総仕上げ
徹底した食事管理と専門家によるパーソナルトレーニングによって、肉体改造が叶いました。
詳しくは「美スト3月号」をご覧いただくとして、ここで自分でも意識してできることを行っていけば、時間はかかっても美しい体に近づけるのは間違いないでしょう。
キレイになりたければ太りなさい・逆ダイエット・まとめ
痩せてもキレイに見えなくなる40代は、女性らしい魅力的な体作りを心がける。
魅力的な美ボディは、ほほがふっくらと若々しい(幸福に見える)、デコルテと胸が高く張りがある、ウエストが高い位置で引き締まり、なめらか。
そして全身のバランスがとれたキレイな立ち姿で、脚もまっすぐ、肌もつやつや。
40代で魅力的な美ボディになるための食事は、高タンパクで糖質を控え、脂質を断つ食事。
筋肉の使い方と付き方を調整するトレーニングを行う。
トレーニングについては、単に筋トレを行うだけではないので、きちんと教えてもらうのが一番いいと思います。
でも筋肉の使い方や、骨盤の正しい位置などを意識してみるだけでも、意識改革できそうです。
いままで見かけだけの美しさを求めてきましたが、内側の筋肉や骨格の土台も大切ということがわかったので、これからは美しさの作り方もきっと違ってくるでしょう。
美しい筋肉作り、これからの課題となりそうです。
美ストーリーの3月号(2015年)は、40代の美ボディをじっくり考える機会になりました。