お医者さんなら健康にいい食材のことを良く知っているのではないか?と思いますよね。
また一方で医者の不養生という言葉もありますが、お医者さんがアドバイスする健康番組も多くなっていることから、最近のお医者さんはちゃんと食事で健康管理しているじゃないかと想像しますね。
お医者さんが健康のために取っている食材
そこで、「お医者さんが自らの健康のために、習慣的にとっている食材は何か?」について調べた調査がありましたので、一般の人にきっと参考になるのではと思いまとめました。
これは、日経メディカルオンラインで、2014年11月に、医師1003人からアンケートの回答を得たものをした集計結果です。日経トレンディ2月号にのっていました。
健康のために習慣的にとっている食材ナンバー1
そのうちの四人に一人が、「ある」と答えています。
ということは四人に三人は、「ない」ということですから、特定の食材に頼らなくてもいいのかな?という気もしてきます。
では健康のために習慣的にとっている食材が「ある」というお医者さんは、いったい何をとっているのでしょう?
それは、「ヨーグルト」でした。
244人のうち52票で一番多かった食材がヨーグルト。
便通や腸内環境のかいぜんに期待してという意見が大半でした。
ヨーグルトといえば、最近わかっていることで、ピロリ菌対策になる「ヨーグルトLG21」を意識して食べているお医者さんもありました。
胃がん系の家系の人は、これに注目しています。
また免疫を強くしてインフルエンザにもかかりにくいと知られる「ヨーグルトR-1」を取っているひとも。
管理人の周りでも、女性の三分の一くらいの人は、毎日のようにヨーグルトを食べる派の人です。
毎日のようにヨーグルトを食べる人は、お肌がきれいなような気がします。
健康のために習慣的にとっている食材ナンバー2
そしてヨーグルトに次いで得票が多かったのが、49票の納豆です。
52票のヨーグルトと僅差ですね。
納豆は良質タンパクをとることができるからという理由です。
またコレステロール低下作用に期待して、疾病の予防効果を期待して納豆を食べている人も。
納豆ダイエットなどのブームもありましたが、納豆は消化もよく栄養価が高いので、注目すべき食品です。
発酵食品の利点
ヨーグルトも納豆も発酵食品という点が共通です。
ヨーグルトは動物性たんぱく、納豆は植物性たんぱくという違いはあっても、発酵させている点で、効果のほどが期待されています。
発酵食品は、善玉菌を増やすさようがあり腸内環境を整えるとされていますし、食品がもつ栄養素を分解し、効能を高めるとされています。
また食品が本来持っていない新たな栄養素を含有しているのも発酵食品の特徴です。
肥満の抑制作用があるといわれる納豆は、まさに発酵食品の中でも特にすぐれた食品といえると思います。
お医者さんが習慣的にとっている食材に、ヨーグルトと納豆があがっているのは、やはり健康管理のために最もすぐれた食材といえるからでしょう。
その他の習慣的にとる食材
ヨーグルト、納豆に次いで多いのが「野菜」です。
トマトやほうれん草、ブロッコリーはその中でも特に習慣的にとっている人があります。
これらは数多い野菜の中でも、健康維持にうってつけの野菜ということでしょう。
野菜はビタビンと食物繊維をとるためという考えで、摂取しているようです。
お医者さんが健康のために取っている食材はこれ・日経トレンディまとめ
お医者さんのアンケート調査では、健康のために習慣的にとる食材は、一位ヨーグルト、二位納豆、三位野菜。
ピロリ菌対策になる「ヨーグルトLG21」、免疫力を上げる「ヨーグルトR-1」は覚えておきたい。
発酵食品はいいことづくめなので、その他の発酵食品もとるといいと思います。(みそ、キムチ、麹、黒酢など)
野菜の中では、トマト、ほうれん草、ブロッコリーが栄養価高くとりやすい食材です。
これらの摂取で、便秘予防、血栓予防、たんぱく質補給、発がん予防効果などが期待できるようです。
食事の回数についての回答は、お医者さんは一日三食の人が81%と圧倒的に多かったです。
若返る食事法を提案している南雲医師のように、一日一食という先生は2%のみ。
一日二食の先生は15%で、朝食か昼食を抜くということでした。
いままで通り三食で、まんべんなく食べるという先生が多いのですね。
お医者さんが健康のために取っている食材を参考にして、食生活を考えてみたいですね。
日経トレンディ2月号(2015年)健康になりたければ医師に学べ!という企画に詳しくのっています。