バナナは日本ではよく食べる果物のNO1、10年連続一位になっているそうです。
バナナは一年中スーパーで手にはいるし、手軽に食べられる、それに甘味もあっておやつや朝食に最適ですから、NO1もうなづけます。
バナナのもっともいい保存法や、黒くなったバナナの美味しい食べ方、肌にいい食べ方
今回はそんな大好きバナナのもっともいい保存法や、黒くなったバナナの美味しい食べ方、肌にいい食べ方などを特集していましたのでチェックしました。
ではまずバナナの食べごろの話から・・・
一番おいしい食べごろは、バナナの軸が緑色から黄色にかわったころです。
全体に黄みがまして少し甘い匂いがしてくるはずです。
とはいえ、この食べごろにひと房食べてしまうわけにもいかず、食べごろのまま長期保存しておく方法はないものでしょうか。
いつも黒くなって傷みかけて、捨ててしまうことにもなっちゃうんですよね。
バナナのベスト保存法とは
バナナを美味しいまま保存できたら、ということで、バナナ専門店の梅田さんにお聞きしたら、一番いいのは「発泡スチロールにいれておくこと」でしたよ。
ただ入れておくだけなのですが、ちょっとだけ気をつけることがあります。
それは下にひいた新聞紙数枚がしけったら取り替えること、そして毎日食べること。
バナナ下に敷いた新聞紙は湿気をすいとってくれますが、そのままにしておくとバナナが傷む原因にもなります。
発泡スチロールの中い入れると、忘れてしまいがちですが、毎日ふたをあけて食べることで、適度な酸素が供給されるので日持ちしやすくなるのですって。
そもそも発泡スチロールの箱の中の酸素濃度は、5~10%しか酸素濃度がないそうで、普通の空気中の濃度は20%以上。
バナナが普通の酸素で呼吸をつづけると、早く黒くなり老化しやすいのです。
半分の酸素濃度になると冬眠状態になって、腐りにくくなります。
一日一回ふたをあけて発泡スチロールの中の空気をリセットすると、適度な酸素濃度、このとき専門機関で測定したときは8%だったです、が保たれるので、バナナが痛みにくい環境ができあがります。
4~10月は朝夕の寒暖差が激しいので、こうして発泡スチロールの中にいれて保存するのがベストです。
夏は一本ずつラップにくるんで冷蔵庫の野菜室に入れるのが一番いいそうですよ。
ラップにくるむのは、皮の上からでも皮をむいてからでも、OK.
皮が黒くなったバナナの美味しい食べ方
皮がぽつぽつ黒くなってくると、傷んでしまっているようで食べにくいですね。
でもそうなると糖度がまして、甘ーくなるのです。
それを利用して、バナナ専門店の梅田さんおすすめの食べ方が紹介されていました。
黒くなったバナナは皮をむいて、輪切りにしておき、それを70グラム、生のバナナ30クラム、
牛乳130~140CCをミキサーにかけてバナナジュースを。
砂糖なしでも甘ーいバナナジュースが完成します。
なんでも軸が青いバナナは糖度14%ほどですが、ぽつぽつと黒くなてくると22~3%の糖度になるということで、甘さがググッと増すんですね。
黄色い状態なら18~19%の糖度がさらにアップするわけです。
私は黒いぽつぽつができても、甘くなっているのでそのまま食べちゃってますけどね。
そのあとは、冷蔵庫野菜室!と覚えておきます。
ちなみにバナナにできる黒いぽつぽつの斑点を、「シュガースポット」というそうですよ。
お肌にいいバナナの食べ方
バナナは乾燥させることで栄養素が濃縮されて、さらに簡単に食べやすくなるので栄養素がたっぷり摂れるので、乾燥させて食べるのがおすすめです。
世界の長寿の研究で有名な家森幸男(やもりゆきお)先生によると、乾燥させるとバナナはベータカロチンが31倍にもなるそうです。
ベータカロチンはビタミンAになるので、お肌の細胞の再生に有効なのです!
世界の長寿の国の方たちも、乾燥した食品をよく食べるのだそうです。
お肌以外にも健康効果が期待できそうですね。
5ミリの輪切りにして、ざるにならべ、天日で2~3日干します。
ときどき裏返して乾燥させ、夜は室内にいれます。
そのまま食べてもいいですし、シリアルにいれてはちみつをかけるのもおすすめ。
歯ごたえもよくって、シリアルとの相性は抜群だそうです。
おさるむきをすると美味しいわけ
「おさるむき」については知りませんでした。
軸でない方の端をつまんで押さえて、左右に指先で引っ張ると、二枚の皮でつるっとむけます。
知ってる方も増えてるようですが、このおさるむきをすると「味がよくなる」といううわさ。
それは・・・軸と反対側の方が、甘味が濃いので、先に甘い方を口にできるからだそうです。
甘い方から食べたい人は「おさるむき」を、だんだん甘くなるのが好みの方は軸からむくといいわけです。
調理用バナナのスゴイむき方
これはびっくり!したのですが、硬い太い調理用バナナ、包丁ではむきにくいものなのですが、なんとしゃもじを使ってするっとむける方法があります。
愛知県立大学の学生さんが見せてくれました。
やり方は、両端を落として、包丁でたてに切れ目を上から下まで数か所いれます。
その切り口の端からしゃもじをあて、バナナの身にそって滑り降ろすようにするのです。
するーっという具合にむけてました。
この方法を発見してくれたおかげで、調理用バナナを手にしても怖くないですよ。
調理用バナナは、お芋のようなお味だそうですが、じわっとバナナの甘味がでてくるそうです。
中南米だったかの地方では当たり前に食されているみたいです。
みんな大好きバナナの極意の要点はこうです・まとめ
一番おいしい食べごろは、バナナの軸が緑色から黄色にかわったころです。
4~10月は朝夕の寒暖差が激しいので、発泡スチロールの中にいれて保存するのがベスト。
夏は一本ずつラップにくるんで冷蔵庫の野菜室に入れるのが一番いい。
ぽつぽつと黒くなてくるシュガースポットができたバナナの糖度は22~3%、バナナジュースにすると美味しい。作り方は上記。
乾燥させるとバナナはベータカロチンが31倍にも、ベータカロチンはビタミンAになるので、お肌の細胞の再生に有効。
ドライバナナは5ミリの輪切りにして、ざるにならべ、天日で2~3日干せばできあがり。
甘い方から食べたい人は「おさるむき」を、だんだん甘くなるのが好みの方は軸からむく。
2015331(火)あさイチ・スゴ技Q みんな大好きバナナの極意の覚えておきたいスゴ技です。
早速乾燥バナナに挑戦!