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脳科学でストップ!むだづかい&衝動買い

むだづかい&衝動買い

NHK・あさイチ・むだづかい&衝動買いを脳科学でストップ!しようという番組。

むだづかい&衝動買いといえば、管理人も経験豊富、思い起こせば色々なむだづかいをしてきました。

むだづかい&衝動買いを脳科学でストップ!

必要のないものかもしれなくても、ついつい買ってしまうそんな人の心理に切り込んだ、主婦必見!の番組でした。

ついつい買ってしまう衝動買いについても、脳科学の研究を駆使した、買い物客が買いたくなる心理をついて、お店の商品陳列や値段のかき方に応用しているそうなのです。

だから買いたくなってしまうのも無理もないところなのですが・・・

そんなお店が使っている買わせるテクニックなどを知って、もう少し出費を抑えたいという人は覚えておくとむだづかいが減ってくること間違いなしです。

「あさイチ・脳科学でストップ!むだづかい&衝動買い」の主要な点をまとめたのでどうぞ。

むだづかいをしてしまう脳の仕組みとストップ方法

人の脳は、じっくり考えて決めるなど論理的な判断をするとき・・・前頭前野外側部が働きます。

これえをイソップ童話のありとキリギリスの話にちなんで、「ありの脳」とし、

快楽や目の前の利益を優先して判断するとき・・・前頭前野と線条体腹側部が働くのを、「キリギリスの脳」として話が分かりやすくなっていました。

むだづかい&衝動買い

衝動買いしていしまう人は、「将来」を見据えたアリの脳よりも、「いま」を優先させるキリギリスの脳が勝つことで起こると考えられているのです

とはいえ脳の働きをすぐに変えることはできません。

そこで、つい今を優先させてしまう衝動を、ちょっと考えされることでありの脳が働くようにする方法があります。

それは・・・「マイプチぜいたく基準」をもうけるというものです。

「マイプチぜいたく基準」というのは、自分の価値観によるプチ贅沢の基準をつくって、それと欲しいものをと比較してみるのです。

衝動的に何かを欲しいと感じたときに、その価値を客観的に判断するためのポイントとなるので、そこでいったん考えて、「やめておこう」という気持ちをおこさせます。

番組では、週に2万円ほども衝動買いをしてしまう女性に、マイプチぜいたく基準をもうけてもらって試していました。

その女性のプチぜいたく基準は「ふだん手のでにく1000円ランチ」、欲しくなった漫画本を手にとったとき、その1000円ランチと比較してみると・・・漫画本はやめようということに。

そうしたことを衝動買いしたくなるたびに行ってみたところ、衝動買いは週に一万円以上減りました。

人のよって「マイプチぜいたく基準」は違いますが、この基準を決めておけば、考える脳が働いて、「高いからやめておこう」という判断ができるようになるということでした。

実演販売のテクニックの陰に仕掛けあり!

実演販売でつい買ってしまったという経験がありますが、家に帰ってから「別に今いらないよね」という気になったことはあります。

つい買わせてしまう、プロの実演販売に隠されている買いたくさせるテクニックとは何だと思いますか?

実際聞いていると、引き込まれてしまって、買いたくなってしまうのですからすごいです。

「買わないと損しますよ」といってお客さんを引き寄せていたのですが、それが「損失回避」

人間は得をすることよりも、損失を嫌う傾向にあるのだそうです。

お客さんに商品を手にとってもらい紹介していた「愛着変化効果」

商品に触れると、愛着が増して「欲しい」という気持ちが増加するんだそうです。試着すると欲しくなってしまうのもそれ。

病院でもホテルでも使われているとか話してその気にさせる「ハロー効果」

有名人や医者、学者などの肯定的なイメージを利用して、売りたい商品の価値を上げる効果があるんですって。

「お買い物で一万円くらいは持っているでしょ、この商品は1000円ですよ」と「アンカリング」。

関係のない数字でも出すことで安いと思ってしまうのです。そのあとの判断に最初の金額が影響を及ぼしてしまうという心理。

確かに高いものを最初見ていると、それと比較して安いとか思ってしまいますね。

こうした売る方のテクニックによって、ついつい買いたくなるんです。

確かに自発的に買いたくなっているのだから、悪いことではないと思うし、買ってよかったと思えるはずなのでいいのですが、「損しますよ」っと呼び止められなければ、その商品を知ることもなかったのにねえ。

どこかに買い物にいったら、「損しますよ」という言葉には注意です。

スーパーにも買わせる仕掛けがいっぱい!

むだづかい&衝動買い

スーパーにもお客さんにたくさんの商品を買ってもらうための仕掛けが、たくさんあるのです。

スーパーの人の協力で、そのいくつかを教えてもらいました。

まず最初、「入り口付近には赤い商品を置く」

赤い色を見ると、アドレナリンが出て食べ物をおいしそうと思ったり、買ってみたいという気持ちが起こるのだそうです。

入口のいちご、リンゴ、トマトなどですね。

また「お肉売り場は店の奥に配置する」

メインのお肉や魚の食材はお店の奥まったところにありますね。

たいていはメインの食材が必要なので、そこまで行くまでにいろんな商品を見るので、商品の購入数が増えるのだそうです。

他にも、過去の販売データを分析して、よく一緒に買われる傾向の商品を並べてちんれつするそうです。

たとえばレタスの横にドレッシング、お刺身売り場の脇にわさび、お肉の横にお鍋のだしのもと。

おむつの横にビールなんかも。

気づいていましたか?

そして「金額表示ははっきり見やすく赤い色」で強調するのも。

そして人が良く見る目線の位置に、主力商品を置くのは当たり前のようです。

こんなスーパーの手の内を知っていると、ついつい手がのびてしまうのを避けることができるかもしれません。

ついついが重なることで、出費がかさむのですものね。

そこで、スーパーでの買い物を減らす工夫も最後にありました。

衝動買いを避けるもう一つの方法

むだづかい&衝動買い

それは、お腹がすいているときにスーパーへ買い物に行かないことです。

お腹がすいていると化器官から「グレリン」などのホルモンが分泌されます。

すると、血管などを伝って脳に「物を食べろ」と指示を出します。

それでお腹がすいているときは、いつもより食品を多く購入してしまうということになるのです。

確かに、思い当たるふしがあります。

これを知っていれば、夕食の買い物は、昼食のすぐあとくらいがいいかもです。

脳科学でストップ!むだづかい&衝動買いまとめ

人の習性や人の心理を利用した買わせるテクニックは、すでにスーパーをはじめお店では当たり前に用いられています。

それを知って、衝動買いをしないように心がけましょう。

衝動買いを避けるには「マイプチぜいたく基準」を作って、買いたくなったらその基準と比べて考える習慣をつける。

食品を買うときはお腹がすいていないときに。

買い物のときは、必要なものをメモしてそれ以外は買わないようにすると決めておくといいですね。

消費者として心理を手玉に取られているのはちょっとしゃくにさわりますが、買わせるテクニックを冷静に観察できるようになると、買い物で熱くなったり買って損したという気持ちにならずにすみそうです。

NHKあさイチ・脳科学でストップ!むだづかい&衝動買い 20150408(水)放送

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