NHKあさイチで「シミシワ&血管!老け手改善術」を放送していました。
これは見逃してはいけないと思い、しがみついてみていました。
なにせ私も手の甲のシワとかシミが気になっていたからです。
シミシワ&血管!老けて改善術
ちょっと前からシワっぽいのに気付き、よく見るとシミが点々とあります。シミできちゃってるんですね。
冬は手がガサガサですし、もうこの頃はゴワゴワしているだけでなく、血管が浮き出てきて「歳とったんだなあ」と感じることもしばしばです。
そこでこの番組をチェック!あさイチ世代ということで、40代50代の女性に特に効き目のありそうなお話でした。
もちろん60代70代になっても、気づいてはじめれば大きく改善する内容です。
皮膚科吉木先生のお話はいつも手軽な方法が紹介されていてたすかります。
手の悩み8割の女性が
老けた手を悩む女性はなんと8割もいるそうです。
つるつるしていた手の甲が、ゴワゴワ、シミしわ、線がはいってしまったり、関節だって深いシワができてしまいます。
それに血管がこんなに太く浮き出てしまって、これが自分の手!?って驚きます。改善方法があるというのです!
手の老化の原因は
血管が浮き出て見苦しくなるのは、血管の老化が原因のひとつだそうです。
浮き出るのは静脈で、老化すると血管の弾力がなくなり、ひろがったままになって戻りにくくなる、そのためボコッと浮き出たように見えてしまうそうです。
これは年齢がいくとしかたのないこと。
血管の老化を止めることはできないのだそうです。残念。・・・血管外科医の広川雅之先生
そして皮膚科医の吉木先生によると、手の甲に線がはいるのは紫外線の影響で、皮膚が老化したからと。
また酷使する利き手に、深いシワができたりシミができたりが多いそうです。
女性ホルモンが減少するとコラーゲンが減少して、皮下の脂肪組織が小さくなってしまうことも影響しているそうです。
更年期をすぎると、女性ホルモン減ってしまいますからそのあたりから特に、老け手になってくるようです。
また手の甲は顏と比べて皮下脂肪が薄いので、血管が浮き出やすいとも。
皮膚は顔より厚いものの、皮下脂肪が少ないのでアラが出やすいようなのです。
ケアは守りのケアで老化防止を
ではもうどうしようもないのかというと、ケアすることによって老け手が改善されるそうです。
吉木先生がすすめる守りのケアが紹介されていましたよ。
雑巾をさわるときも、手袋をしたままで、水分が手にあたると蒸発のとき手を荒らしてしまう。
2.野菜の泥落としなども手荒れの原因にんあるので、薄い手袋を使う。
3.水を触ったらこまめに拭く。水分が蒸発するとき手の水分が奪われて手荒れになるのでいちいち拭くように。
4.水仕事のあと、気づいたときにもハンドクリームを塗る。指先水かきなども丁寧に。
5.外出のときはUV手袋を使用。指先の出るものが便利。
以上のように、とにかく手に水分がつかないように、ついたらすぐに拭くことで水分蒸発による手荒れをふせぐようにするそうです。
洗剤や泥は手荒れの原因なので、極力さわらない。
こうした日常を吉木先生はおくっておられるそうです。
ハンドクリームの疑問
ハンドクリームをこまめに塗るのがいいとはいえ、ハンドクリームってそんなんに使っていいの?という疑問もわきます。
そこで、ハンドクリームに対するこんな疑問に答えてもらっていました。
Q、臭いが気になる、口に入ることもあるがいいか?
A、臭いは時間がたつと飛ぶ。 手についたまま食べるのが前提に作られているので、体に悪いものは入っていない。
Q,日焼け止めを塗るのでいいのでは?
A,紫外線錯乱剤が入っているので使いすぎはよくない、手が荒れることがある。荒れるほど使ってはいけない。普段は固形石鹸でOK、一日に洗う回数を決めるとよい。
Q、温風乾燥機の利用は?
A、温風によって肌を乾燥させるので、手の潤いを奪う。ハンカチを利用した方がよい。
簡単にできるハンドケア方法
今からすぐできるハンドケアの方法は、パーツモデルの金子エミさんが教えてくださいました。
プロならではの方法ですが、できそうなことですよ。
まず化粧水で甲にスプレーし、反対の手で押さえるように水分をなじませる。
ハンドクリームを手をストレッチしながら縫っていく。
骨と骨の間は円をえがくように、関節にも指先にも水かきにも丁寧に縫っていく。
そしてポリ袋に手をいれ、手首を輪ゴムでとめ、42度の蒸しタオルで3分あたためるそうです。
そうすると、ゴワゴワした手も、しっとりふっくら、関節がごわごわしていた人も、くすみが消えて甲に透明感がでていました。
そしてもっと美しく見せたいときのワザとして、
ハンドクリームにリキッドファンデーションを少しまぜて甲に塗るんです!
シミのところはコンシーラーをつかってポンポンっとたたく感じで、そうすれば美しい美人の手に変身です。
さすがプロですね。
とっておきの日には、ファンデーションを使うのいいですね。
吉木先生は、一般の人はハンドクリームをぬって、ポリ袋はめるだけで十分と。
ふやけるまでやるのはよくないとおっしゃってました。
ハンドクリームの選び方
ハンドクリームはそもそも皮膚をコーティングし、皮脂の変わりにするもの。
なのでこっくりしたものを使うのがいいそうです。
ジェルなどの水分の多いものは手の水分を奪うのでよくないのです。
乾燥肌の人はしっとりもちっとしたもので、ツノが立つくらいのものがよい。
乾燥がひどくない人はジェルタイプでOK。
尿素は角質柔軟作用があるので、傷のある人はしみるので注意。
ワセリンは添加物が少ないので、赤ちゃんの口にはいったとしても安全。赤ちゃん に接する人がいたら教えてあげたいです。
手を洗いすぎて荒らさないようにするのが大切で、ハンドクリームをこまめに塗るようにするのがよいそうです。
オリーブオイルとかのオイルがいけないわけではないけど、ハンドクリームを使う方がよりよいとおっしゃってました。
若く美しくエレガントな手のしぐさ
手を美しく見せるのに、しぐさも大切なことですね。
普段から気をつけている人はいいですが、こんなヒントもありました。
・親指、中指、薬指の三本でスマホなどをとる、つかむ。
・カップを持つときは、持ち手の下に中指をそえ、あとは自然に添えるときれい。
・写真をとるときでハンドバッグを持つときは、肘を少しだけまげ、手首を上にひねって小指を見せるときれい。
・ショルダーバッグは、かけてから手を添えてバッグを斜めに傾け、小指を見せる。
こういう仕草の研究をするのも、女性として必要かもしれないですね。
ワンランク上の女性に見せるのに、やっぱり覚えておきたいですね。
あさイチ・シミシワ&血管!老けて改善術まとめ
浮き出た血管を小さくするのは難しいので、ケアする対策で老け手を改善する。
手に水分がつかないように、洗いもののときは必ず手袋をする。
ついたらすぐに拭くことで水分蒸発による手荒れをふせぐ、ハンドクリームをこまめに使う。
紫外線にあたらないよう、外出のときはUVカットの手袋をする。
洗いすぎないよう、固形石鹸で日に数回洗う程度にとどめる。
ハンドクリームを水仕事のあとや気づいたときにこまめに使うようにする。
乾燥肌の人はもっちり固めのハンドクリームがよい。
ハンドクリームそのものは手について口にはいることも想定しているので、口に入っても害がない。
老け手を解消したら、美しくみせる仕草も研究するとなお若く美しくいられる。
老け手解消のために、ハンドクリームをこまめに使うようにしたいと思いました。
またそのときマッサージしながら、手のストレッチもしながらにすれば、より血行がよくなるのだとプロのワザを見ていて感心しました。
出掛けた先にある温風乾燥機は使わない!そんな心がけがいいんですねぇ。
NHKあさイチ・シミシワ&血管!老けて改善術 20150413(月曜日)