あさイチ放送 「驚きの連続アロマの力」認知症が改善&予防!?究極の癒し和のアロマ
アロマ=香りを活用すると、いろんなことができるようです。
女性の間では随分前から、アロマは認知されていると思いますが、今驚きの効果が話題です。
最初は和のアロマの利用について。
認知症にも効くアロマ
日本ではトドマツ、ラベンダー、ハッカ、アスナロ、ヒバ、クロモジ、スギ、ヒノキ、スギ、ゲットウ、柑橘系、高野槙(まき)などがアロマの素材とされています。
木のチップにアロマの精油をたらして、香りを楽しむそうです。
アロマは想像力を広げる効果、リラックスする効果などがありますが、認知症にも効くという報告が。
グループホームでアロマを取り入れているところがあり、18人中、4人に認知症の改善効果があったそうです。
精神安定のためにアロマを用いていて、たとえば午前中にはローズマリーとレモンのブレンドを、夜は各人の部屋に、ペンダント型のアロマを用意。
それぞれが好きな香りを選んで、あるそうです。
鳥取大学の先生によると、アルツハイマー型の認知症に効果があるようです。
その理由として、嗅神経と記憶を司る海馬がつながっていて、嗅神経を刺激すると海馬を刺激することができるのではないか、と。
嗅神経は再生機能が高くて、アロマの刺激で再生されるのだそう。
患者さんに改善j効果がでたのは、アロマによる刺激があったからといえる。
50代からの認知症予防にも、効果があるとおっしゃいました。
昼は昼の、夜はやはりリラックスできるものがよいようです。
元気になりたいのか、休憩したいのか、などによって使いわけるように。
視聴味触の感覚は、大脳皮質を通ってから海馬へいくそうですが、香り(嗅覚)だけは第三の感覚といわれていて、直接海馬にいくのだそうです。
香りを嗅ぐと、過去の記憶が瞬く間によみがえってくることがありますが、素早く記憶にはたらきかけているようです。
アロマの効果で世界と勝負した杉山愛さん
もとプロテニスプレーヤーの杉山愛さん。
世界各国で試合を経験されて、素晴らしい記録をお持ちです。
彼女はいつもアロマを持って、世界各地へ行っていたとのこと。
30分の毎日の半身浴のときは、塩とオイルを混ぜていれて、体に感謝しながらはいっていたそうです。
マッサージにも、朝の気持ちをひきたたせるのには柑橘系を、気持ちをしゃきっとさせるのにはジンジャーをと、使い分けて、何種類も持っていったそうです。
はじめて使うアロマオイルは、薄めてから二の腕につけて、パッチテストを行なってください。
注意点は、原液のままつけない、病気妊娠中はあまりよくない、子供には強い香りはいけない。
あくまでも自分の好みのものを見つけて、用いるようにと。
お値段は1000円~数千円~1万円くらい。
残ったアロマの有効活用
1)マグカップの湯に一滴たらして、ほのかな香りを楽しむ。
2)ティッシュにたらして枕元に置く。
3)ティッシュにたらして小袋に入れて持ち歩く。
4)重曹に10滴たらして、トイレの芳香用に、便器洗いもできる。
5)トイレのそうじスプレーに。(エタノール30ミリリットル、オイル15滴、水70ミリリットルを混ぜる)
6)洗濯の水に5,6滴たらす。このとき乾燥機は使わないように。ほのかに洗濯物が香る。
7)消臭スプレーに(ホワイトリカー50ミリリットル、アロマオイル10~20滴をスプレー容器にいれる)
たまにアロマオイルを買って、使いきっていないことってありますね。
上記のような利用法を教えてくださいましたので、家庭でも香りを利用してみましょう。
現代は香りをあまり意識しなくなっているような気がします。
香りの活用法がとても沢山あることにびっくりです。
匂い袋のようにして持ち歩くのも、ほんのりいい香りに囲まれて癒されそうですね。
使い分けるくらい、杉山愛さんのように達人にまではいかないにしても、自分の楽しみの一つとして、数種類でも味方につければ、ストレスも減らせて、気分も爽快になれそうですね。
今後も認知症以外にも、治療やその他の活用法ができるようになるといいですね。
香りってすごい!
あさイチ2010年12月6日放送 「驚きの連続アロマの力」認知症が改善&予防!?究極の癒し和のアロマ