きれいの魔法放送 「写真美人になる極意」
年末年始に向けて写真をとられる機会も増えていきます。
いままで写った姿に不本意だったなら、ちょっとしたコツを知ることで、きれいに写ることができるそうです。
ウォーキングポージングスタイリストの、清水春名さん
今回魔法をかけてくれる方は、ウォーキングポージングスタイリストの、清水春名さんです。
清水春名さんはもとはモデルさん。抜群のスタイルを維持されています。
有名タレントさんのポージングの指導も多数なさっていらっしゃいます。
清水春名さんによると、きれいにみえるポーズにはある、コツがあるそうです。
鎖骨、肩、首、顎の位置
特に姿勢は一番たいせつだとか。
鎖骨、肩、首、顎の位置などです。
体を平面に見せると、どうしても太って見えてしまうので、ボディラインを見せるポーズをすることが美しく写るこつだそうです。
猫背や左右に傾くなど、気になる姿勢の人はまず姿勢そのものをチェックされるといいですね。
エレガントに見える笑顔の作り方
では具体的なお話の内容です。
まずエレガントに見える笑顔の作り方。
これは歯をみせずに、口角をあげるといいそうです。
そして自分の顔を鏡で良く見て、うつす顔の向きを決めます。
スリムな方をカメラに向けるように。そして左右の目を比べて大きい方に。
それでも決まらないときは、髪の分け目として顔がよくみえる方にするといいと。
笑顔も自然な明るい笑顔をこころがけるようにして、ちょっと練習してみます。
口角をあげて上の歯を一列大きく見せると、元気なあかるい笑顔に見えるとのこと。
手鏡を用意して、口角を上げてみましょう。
歯を一列に見せるとなると、かなり口をひらいた感じで、力がはいってしまいますね。
練習の仕方は、「ニッ!」と発音して口の開き具合を覚える
練習の仕方は、「ニッ!」と発音して口の開き具合を覚えるといいそうですよ。
もっと上品に写りたいときは、口を閉じて口角だけをあげるようにします。
笑顔をつくるのに一生懸命になっていると、目が見開いて怖い顔になってしまうことがあるようです。なので目がしぜんに笑っているよう気をつけてください。
「写真美人になる極意」のつぎの肝は、ポーズ
「写真美人になる極意」のつぎの肝は、ポーズです。
そんな風にしたら、きれいな姿で写ることができるのか。
最初に立ち方です。
胸をひらいて背筋を伸ばす。
顔を見せたい方と同じ足を後ろに少し引く。
上半身を引いた足と反対にひねる。
手は軽くウエストあたりに置く。ときれいな立ち姿に。
生徒さんの安楽さんが生徒さんになっていましたが、この指導を受けることで、立ち姿がまったくモデルさんのようになって、今までの写りかたとは全く別人のようにきれいになっていました。
女性の場合顔が前に出やすい人が多いようです。
前にでると顔が大きく見えてしまい損ですね。立ち姿をとる前には、まっすぐに立って頭を後ろにそらし、ゆっくり頭を戻すと、首がまっすぐな状態になるそうですから、顔が前にでやすい人は覚えておきたいですね。
座りポーズ
さて次は座りポーズ。
いかに美しく座った姿を写真に残すかです。テーブルのある椅子にすわった場合。
椅子はカメラに対して斜めにし、テーブルと椅子の距離は15センチ。
手はテーブルの上に、立体的に美しく置く。
そしてウエストからすこしカメラ方向に体をひねる。と美しく写ることができます。
ソファーのときは、足は斜めに揃え、ひざより足が奥にいかないようにする。
かかとをあげる。肘掛に肘をかけ、手はあごに添えるようにし指先をきれいに。
もう一方の手を肘掛に添える。
こうするととってもエレガントな感じになります。
手の形にも気を使っていると、品がよく大人っぽくなります。
写真に写るときは、呼吸を止めないように。
そして立体的にひねりをいれることで、美しいポーズができあがります。
手の甲をみせると男っぽくなるので、女性は指を見せるようにして、手指の形も意識をもってくると女性らしさがさらにアップするそうです。
このあたりは、モデルさんの写真をよくみて、研究するといいなと思います。
生徒さんと、黒崎アナがいづれも練習を少しして指導通りにしてみて、写真をとっていましたが、本の表紙にのっているような、品のよいポーズと優しい笑顔に写っていました。
カメラマンに向くときに、自分の好きな人、赤ちゃんなどと思って顔を向けると、やさいし表情ができるそうです。
このことも写るときには、緊張をとるいい方法ですね。
今回もたくさんのコツを教えていただきました。
最後に清水春名さんのメッセージです「こんなにきれいな写真がとれたのね、ときっと思えるはずですから、ポイントを取り入れて思い出に残る写真を沢山とってください。」
どうもありがとうございました。
きれいの魔法2010年12月21日放送 「写真美人になる極意」