NHKためしてガッテン放送 「決定版ダイエット2011」ダイエットの疑問に答えるスペシャル
これこそ最新のダイエット情報でしょう。
今までの常識をちょっと考え直すダイエット
ちょっと持ち上げすぎかもしれませんが、今までの常識をちょっと考え直す必要がでてくるかもしれません。
視聴者の方からのダイエットに関する疑問質問を5000通以上集めた中から、今回の番組が編集されています。
多くの疑問が集中したものを取り上げているので、あなたも疑問に思ったことが出ているのでは?
たとえば、部分やせしたいのに、なかなかやせないのはなぜ?とか。
では順次、要点をお伝えしていきます。
<結論一> 部分やせはできる、ただしやせる順番がきまっている。
やせたい部分は、おなかとか太ももとか、二の腕といった部位が多いよう。
エクササイズをしてもなかなか目的の場所がやせない人が多いので、脂肪の減り方を実験していました。
結果、脂肪の減り方は、最初に肝臓の脂肪、そして内臓の脂肪、それから皮下脂肪の順に消費されていくそうです。
これは体によくない脂肪から減らす、体の仕組みになっているからだそうです。
なので皮下脂肪は特に女性に多いですが、目的の部位がやせるまでには、かなり時間がかかるようです。
そこで少しでも効率よくやせるにはどうしたらいいか。
食前と食後にわけて実験がありました。
運動すると肝臓から糖分が出て、血液中をめぐるので、脳は糖が足りていると理解するそうです。
食前に運動を行なった人は、体重減になったのですが、それは、たまっているエネルギーをまず消費し、糖が血液にでていくので、空腹がおさえられるそうで、せっかく運動したのだから、食事を減らそうという気持ちも働くからのようです。
運動するなら食事の前に。
<基礎代謝をあげればやせる?>
よくいわれますよね、基礎代謝をあげればやせるって。
そこでお笑い芸人のアジアンさんが、実験を。
そうしたら、ふくよかな馬場園さんの方が、基礎代謝が大きいということに。
基礎代謝は眠っているときに(安静時)の代謝の量。
ちなみに馬場園さんは、1288キロカロリで隅田さんは1024キロカロリでした。
おふたりは一緒くらいの食事量なのだそうですが、それなら馬場園さんの方がやせているはず。
なのにどうしてでしょう。
そこで筋肉自慢の女性と、なかなかやせられない方合計4人で、安静時の基礎代謝をはかって実験したところ、なんとやせられない人が基礎代謝量では一位と三位でした。
そこで基礎代謝そのものは、体の部位のどこでどれくらい消費されているのか。
脳が19.9%、心臓などが58.5%、筋肉などが21.6%なのだそです。
<結論二> 筋肉量を増やしても、基礎代謝が上がってやせるとはいえない。
(筋肉量が増えると消費カロリーがあがって、やせるのは理論的には間違いではないけれど、実践しようとすると筋肉量がものすごく沢山必要いなり、それだけの筋肉をつけるのは無理)
アジアンさんのおふたりを例にして、基礎代謝が低いのになぜやせているのか、ですが、食べても太らない人は、普段からよく動く人だからだそうです。
案外普段の生活の活動量(そうじとか皿洗いなど)は消費カロリーがあるようです。
アジアンさんの隅田さんは、掃除をマメになさり、エレベーターなどは使わないのが当たり前にしているようです。
活動による代謝をアップさせることが、やせにつながるとうことです。
さてなんとか<美味しくたべてやせる技は?>ないかという疑問も多いようです。
そうでしょうね。
みんな美味しいものを食べたいのは同じですよね。
そこでよく「フルーツダイエット」というのも、ありましたよね。
リンゴダイエットやバナナダイエットなど。
このふたつの果物での実験もありましたが、グラフを利用して体重をまめに記録しておくという方法をとったら、なんと、どんな食品でもダイエット効果があったのです。
なぜどんな食品でもよかったか、それは、「私は今○○○でダイエット中」という意識をたえず意識していることになり、折れ線グラフを見ては、意識がさらにたかまるという好循環をもたらしていくようです。
ためしてガッテンではこれを、「計るだけダイエット」と称しています。
ダイエットをしているという意識が、生活習慣の見直しになったというわけです。
次は、ついつい大盛りを食べたり、夕食を2回食べたり、たくさん食べないと不安といった方の、ダイエット法です。
これも実験で、計ってグラフをつけてもらって、三週間。
実験参加のみなさんが、体重3~4キロの減に成功しました。
方法は一回の食事量を減らすというもの。
ご飯を大盛りにしてしまう人は、半分に減らしてもらう。
それを続けてもらったら、大盛りで食べたいという気持ちもなくなっていったそうです。
今まで大量に食べると、血糖値がはげしくあがって、インスリンも沢山でることに。すると血糖値がドンとさがり、脳が空腹感を感じることになってしまうそうです。それでまた大量に食べることになるようです。
そこでご飯を半分にすると、血糖値があがりにくく、下がるのもゆっくり小さいので、それを続けていくと、だんだん我慢ができるくらいの空腹感になっていくそうです。
これが胃が小さくなったと脳が感じることのようです。
大食いがなおらない人は、ご飯をまず半分にするのをしばらく続けてみるといいですね。
あえて食事を減らすことが、満腹感につながるという結論です。
でも、おなかがすくと食べたくなるのは、必然です。
なんとか空腹感をまぎらわしたい、そんなときは。
とりあえずお水やお茶をのむ。
あるいは寒天やこんにゃくを食べる。
チョコや飴を食べ血糖値を少しあげて空腹感をやわらげる。
といいそうです。
ガッテンおすすめの方法は、「その場ダッシュ」。
これはその場で早い足踏みをするだけです。
10秒くらい。
すると。運動することで血糖値があがって、一時的に空腹感がなくなります。
最後に、<ひざが痛くてもできるダイエットはないの?>
この疑問にも答えてくださいました。
年齢があがると、ひざの痛みを抱える人は多いです。
痛いと動けないから、運動不足でふとってしまう。
でもひざに悪影響なので、やせなさいといわれる。 どうしたらいいの???
そこで20センチほどの高さの踏み台を上り下りする、踏み台昇降を。
ひざの痛み具合によって、手をささえる補助を利用することで、力が分散されひざの痛みをほとんど感じることなく、踏み台昇降ができることに。
補助を使いながら踏み台昇降を、一日30分(10分きざみでもいい)を2ヶ月やってもらったところ、3.5キロ減に成功。
どうしたらいい?と疑問をなげかけていたその女性は、ひざの痛みも減って、外を自由にあるくことができるようになったそうです。
ひざの軟骨がすりきれることで起きる痛みは、以前は安静にするのがいいといわれていましたが、今では、足の血行をよくするkとが軟骨の修復につながるとわかってきました。
まとめ
医学が進歩するのとおなじく、ダイエットについても、詳しい実験によって、こんなに解明してくださった努力は素晴らしいですね。
基礎代謝をあげるべく、運動や筋トレをして、筋肉量をあげないといけないと私は思っていたのですが、そうでもないということなので、驚きました。 これからはもっと、マメにまじめに家事をすることにしようとおもいました。
ひざの痛みについても、血行をよくすることが痛みの解決につながるということを、もっともっと沢山の方に知っていただきたいと思いました。
どうもありがとうございました。
NHKためしてガッテン2011年1月5日放送 「決定版ダイエット2011」ダイエットの疑問に答えるスペシャル
この踏台を使っていました、安定感あって大きいのが使いやすそう、参考にしてね。