股関節ケアでプロポーションアップ・あさイチ

股関節ケア

NHKあさイチで放送 「股関節ケアでプロポーションアップ」

股関節のまわりの筋肉が強くなると、プロポーションがよくなるというお話です。

具体的にはウエストがくびれ、バストアップ、そして小尻にもなれるという、嬉しいお話です。

スタジオでアドバイスをくださる先生は、日本股関節学会(北里大学教授)の高平尚伸先生です。

プロポーションがよくなる体操

女優のほしのあきさんはの股関節は柔軟度抜群。

今33歳だそうですが、「20代のときよりも筋肉がついてお尻も丸みが出ている」と自分でも体型がさらによくなっているとおっしゃいます。

股関節が柔軟に動くと、肩から腰、太ももの筋肉、ふくらはぎへと、関節がつながる筋肉がしっかり動くようになって、筋力が増すようです。

そのためダイエット効果もあるといいます。

さて番組ではプロポーションがよくなるという実験を、東京家政大学の学生さんが行なったものを紹介。

32人の実験で、4ヶ月で平均、バストがプラス0.9センチ、ウエストマイナス3.0センチ、ヒップマイナス1.3センチ

ウエストの締まり方が大きいですね!

何を4週間したかというと、お相撲さんがやっている、「腰割り」です。

「腰割り」のやり方は、足を肩幅より大きくひらいて、腰をひざの高さまでおとし、30秒。

そして肩を前に出すかんじで体をひねる。

これを一日3回行なうというもの。

体を前かがみにしないように注意。

慣れないとももの筋肉がきついようです。

でも、これだけで、ボン、キュ、ボンの体に近づける。

さてなぜでしょう。

「腰割り」が効く理由

股関節ケア

高平尚伸先生によると、この体操は股関節の筋肉が増強される。

股関節の筋肉が強くなると、骨盤が正しい位置にもどって、姿勢が正しく美しくなる。

なので猫背がなおって、バストの位置がアップし、背骨がのびるので、おなかがへこみ、ウエストが減る。

という仕組みのよう。

股関節の筋肉って、こんなに姿勢に大きく影響していたんですね。

姿勢は本人は気づきにくいものですが、周りからはいい、悪いがよくわかるものですよね。

この「腰割り」体操は、お尻の筋肉も使うので、ヒップアップにもなります。

ぜひとも、取り入れて生きたい体操ですね。「要チェックです(^^)」

さて股関節を鍛えるとダイエット効果もある、というもうひとつのお話ですが、筑波大学の実験で、検証されたものによると、

<食事制限(1800キロカロリー)+有酸素運動>

これを3ヶ月行なうと、太ももで調べると、脂肪もへるけど、筋肉量も3.5%減少。

ちょっと待った~~!といいたくなりませんか?

有酸素運動で、筋肉が減少ですよ!

3.5%の筋肉減少は、5年分の老化と同じというから、驚きです。

じゃあ、有酸素運動はしてはいけないの???

高平尚伸先生によると、「有酸素運動は脂肪の燃焼と、心肺機能の強化にはなるけど、筋肉増にはならない」

そこでもうひとつ実験、さっきの<食事制限(1800キロカロリー)+有酸素運動>これに、プラス筋トレを行なうと・・・

こんどはももの筋肉が1.7%増加しました。

筋肉はつけようと努力しないと、なかなかついてくれないようです。

筋肉をつけるために、食事もきちんととる必要があるようです。

筋肉をつけつつ、体全体の機能をアップするには、

<食事制限(1800キロカロリー)+有酸素運動+筋トレ>ということになります。

膝、腰の痛み解消のスクワット

股関節ケア

さて、ひざや腰に痛みをもっている人もいますね。

なんとかしたい、という方に朗報なのが、「スクワット」。

東京大学の渡らい公治先生のご指導で、「壁の角を利用したスクワット」が効果的。

ひざとお尻を壁にあずけて、スクワットを行なうのです。

これを10セットを10回、一日に行なうのを目安に。

この体操は股関節の筋肉をほぐして、柔軟性を増すことになるそうです。

この壁スクワットをされた、普段から腰やひざの痛みがある女性たちは、7人中、5人にすぐにも、改善効果がでていました。

股関節の後ろの筋肉増強体操

もう一つ、オススメの体操が。

アラベスクというそうですが、腰を90度にかがめて壁に手をつき、片足を真後ろに突き出す。

このポーズをで腰を水平に保つようにする。

10秒あげて足を変える。というもの。

これを一日に、10秒×10回を目安に行なう。

このアラベスクは、普段使わない股関節の後ろの筋肉増強になるそうです。

やってみると、かなりきついので足が水平にあがらないかもしれないです。

足の上げ方はあくまで、真後ろにあげないと効果ないみたいですから注意してください。

股関節が硬いと、歩き方が少しいびつになっていて、ほんの少しずつの負荷が、腰やひざにかかって、それが痛みにつながるそうです。

腰、ひざに痛みのある人で、ヘルニアや変形性股関節症などの疾患がない場合は、上記の体操を行なうと、かなり効果がでるとのことでした。

ひざはひざだけの問題ではなかったということですね。

股関節ケア・まとめ

股関節と、股関節の周りの筋肉を、強化することが、とても大事。

股関節が柔らかいと、プロポーションがよくなる。

特に「腰割り」と「スクワット」をやってみる。

食事制限と有酸素運動だけではやせられない、筋肉強化も行わないとしまったからだにはなれない。

どうもありがとうございました。NHKあさイチ2011年2月10日放送 「股関節ケアでプロポーションアップ」

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