NHKあさイチで放送 「紫外線対策のウソ」
紫外線が強くなってきました。
夏に向かって、正しい紫外線対策をしていきたいものです。
新しい情報を、メモしましたよ。
紫外線対策
まず天候による紫外線量です。
一番多いのが雲のぽつぽつとある天気の良い日。同じくらい多いのが快晴の日。
空全体がくもっている日はごく少なくなります。
日傘をさして日光をさえぎりますが、日傘は50%しか紫外線がカットできないそうです。
竹下秀(東海大学)准教授のアドバイスです。
チリや地面、建物からの反射で紫外線があたってしまうのだそうです。
これはかなり意外です。日傘で安心できませんね。
次に、日焼け止め。これもおなじみですよね。
日焼け止めの使用量は、クリームタイプで直径2センチ強がいいそうです。
液体のものは直径4~5センチ。
2回にわけて丁寧に塗るのがポイントです。
ここで皮膚科医の吉木伸子先生の登場。
パウダーファンデーションも効果があるそうですよ。
ふくまれている、酸化チタンは紫外線を散乱させるのだとか。
きちんとお化粧している女性なら紫外線を遮っていることになると。
BBクリームを使用している方もありますが、これはどれくらい使用したらいいかですが。
化粧品会社の方が、あずき粒大と。
これにも日焼け止めがはいっているけど、もっと効果をあげたいときは、前に日焼け止めをぬっておくようにと。
紫外線対策用の服装
さて、紫外線対策にもっとも適した服装です。
それは目がつんでいて、織り方がしっかりしたもの。
竹下秀先生の話では、服の色は決め手ではないそうです。
いかに「細かく織られているか」が肝心なのだと。
・肌が透けないもの。
・ポリエステルと綿の混紡がよい。
・蛍光剤入の洗濯剤で洗う。
ポリエステルは、紫外線カット効果が非常に高いのだそうです。
とっと暑苦しいかも、と感じますが、洋服選びにぜひ覚えておきたいですね。
蛍光剤には紫外線カット効果があるとのことです。
紫外線を浴びにくい時間
紫外線を浴びにくい時間を知って外出の目安としましょう。
実際に計っていました。
10時から14時が強く、8時30分から10時と、14時から15時がやや強い。
12時少し前に紫外線のピークがくるので、外出は午前中はさけた方がいいという話でした。
午前8時30分までと、15時以降に外出するようこころがけるのが目安です。
紫外線による目の老化
さて最後に、目も紫外線の影響で老化すると言われています。
ですから目も紫外線対策を忘れてはいけません。
金沢医大の佐々木洋先生によると、40代の6割の人に、「ケンレツハン」という白目がくすんだり黄みをおびたりする変異がみられるそうですが、これは紫外線でおこる目の変化だそうです。
ドライアイを引き起こしたり、進行すると翼状片になってしまうようです。
紫外線カットは普通のメガネでも十分効果があるそうです。
ただ横からの紫外線がカットできないので、メガネの柄に気をつけるといい。
柄の幅が1センチあると、横からの紫外線がカットできるそうです。
白目のくすみや黄みは、年齢がいくとしかたないと思っていましたが、なんの、これも紫外線のせいだったなんて。
目に対する紫外線の影響については、まだ一般に知られるようになったのは、去年くらいだとおもいます。
こういった健康番組で取り上げられるようにならないと、知らないままですから。
紫外線はすぐには体に影響を及ぼしませんが、何年かすると肌にシミとして浮きでてきます。
目にも悪影響があるということですから、普段の紫外線対策と、屋外でのスポーツのときには特に気をつけなくてはなりません。
ゴルフをする石田さんは、首筋のうしろや耳にも、日焼け止めをしっかりぬっておくそうです。
屋外のスポーツをする人は、常識かな。
紫外線対策のウソ・まとめ
日傘は50%しか紫外線がカットされない。
日焼け止めの使用量は、クリームタイプで直径2センチ強。
パウダーファンデーションも効果があり。
服は肌が透けないものでポリエステルと綿の混紡。
午前8時30分までと、15時以降に外出するようこころがける。
メガネの柄の幅は1センチ以上。
紫外線対策は、確実に効率的に行いたいですね。
今回の番組で、特に印象にのこったのは、服装です。
白ければいいのでなく、生地の目がつんだものをこれからは選んでいきます。
特にポリエステルがいいのですね。
若々しい肌と目を守るために、気をつけていきましょう。どうもありがとうございます。
NHKあさイチ2011年5月17日放送 「紫外線対策のウソ」
こういう横からの紫外線をカットするタイプがいいです。
NHKあさイチ2011年5月17日放送 「紫外線対策のウソ」