アサリのお味噌汁。
アサリの美味しさうまみを最大限に生かして、最高の味を!
ためしてガッテン放送のまとめ。
番組を作るために、なんと150回以上、3000個以上のあさりを加熱し、観察して、さらに食べてようやくたどりついた、美味しさの秘密だったそうです。
アサリは貝塚が物語るように、人間の食に不可欠の食べ物だったわけですが、料理本の中では、あまりに簡単すぎる調理法?なのか、ほとんど作り方さえのっていないですね。
各家庭で受け継がれてきた味噌汁の作り方によって、違いはあっても、日本人が一番食べたい味噌汁がアサリの味噌汁なのだそうです。
この時期6月になってからが、産卵前の一番身がふっくらとして美味しい時期らしいので、旬の美味しさを、味わっていきたいものです。
生きたまま水またはお湯にいれるので、料理するのに気の毒に感じてしまうことがありませせんか。
砂だしをしていると、元気に水を噴出している姿を見ますよね。
生き物の命をいただくのを、実感する一瞬です。できるだけ美味しくいただき、感謝したいです。
ごくウマ、アサリの味噌汁の作り方
さて、ためしてガッテンの、ごくウマ、アサリの味噌汁の作り方です。
アサリを鍋に敷き詰め(重ならないように)水をアサリのかさの半分くらいいれる。
火をつけアサリが半分くらいあいたら、沸騰させてあるお湯を足して、ふたをし、2~3分待つ。(スプーン以上の大きさの貝は3分、小さいものは2分)
その後貝を取り出し、お湯に味噌を溶かしいれて出来上がり。
(取り出した貝であききっていないものは、こじ開ける)
このように、ちょっと手間はかかりますが、ものスゴ~く美味しくうまみがアップするそうです。
ブドウ糖をいれると、アサリのうまみ成分が増す
ちなみに、ブドウ糖をいれると、アサリのうまみ成分が増すという研究をされている先生がいて、番組で実験がされていました。
砂だしのときにハチミツをほんの少しいれるだけで
砂だしのときに、ハチミツをほんの少しいれるだけで、うまみが1.2倍になるというものでした。
200ミリリットルの水に、塩小さじ1杯が砂だしの基本だそうです。
そこに箸2本の先にハチミツをつけて溶き入れておくと、実に1.2倍にうまみ成分が増しているとのこと。
調理の前に行なうと、味噌汁だけでなく酒蒸しなんかも、いつもよりずっと美味しくなるのでしょうね。
アサリの味噌汁は、春から夏にかけてのご馳走です。
家族の誰もが「上手い」と感じ、元気な一日のスタートにはもってこいです。
美味しく作って、アサリに感謝!