NHKあさイチ放送「食欲を抑える秘技で体重減」
食欲を抑える、ある方法が発見されました。これは画期的なことです!
今までは精神論で、食欲を抑えるという話も多かったですし、
体重の折れ線グラフを書いて、意識して体重を減らすという考えも、「ガッテン」の中で披露され、効果もあがっていました。
頑張らなくても、考えなくても、脳科学的にみて騙す方法
今回の発見は、頑張らなくても、考えなくても、脳科学的にみて騙す方法のようです。
騙すというと聞こえが悪いですが、これは脳の仕組みを理解することによって、ようやくわかってきたものです。
体重を減らす、食欲を減らすという研究を長年されてきた、大分医科大学の坂田利家先生の発見です!
解説のため、番組にもいらしていました。
脳内にある物質を増やすと食欲が減る
食欲を減らすには、脳の中のヒスタミンを増やすとよいということです。
脳内では、ヒスタミンは悪さをしないのです。
脳にヒスタミンを増やすには、ある食品をとることでできるそうです。
その食品は・・・・・
「ヒスチジン」です。
これはかつお節のだしに多く含まれています。
「ヒスチジン」は脳のある関門を通ると、ヒスタミンにかわるのです。
「ヒスチジン」を多く含む食品は、ほかに、本マグロ、かつお、ぶり、鯖、サンマ、マイワシなどの背の青い魚と赤みの魚に多いのです。
これらを生やだしなどでとるのがよく、たんぱく質と一緒にとると、ヒスタミンが多く脳でふえるとのこと。
ヒスタミンが多く脳でふえると、食欲が抑制され、食べる量が減るのです。
このことを大分医科大学の坂田利家先生が見つけて、病院の患者さんにも実践してもらっているそうです。
噛むことでさらに食欲抑制に
またそれ同時に、咀嚼(かむ)ということが、食欲を抑制して、内臓脂肪を減らすことになるのだそうで、これも患者さんに実行してもらうことで、体重の大幅な減に成功しています。
食事を口にいれて、毎回30回を噛めるようになるよう、記録をつけるのですが、これがいつも30回かめるように体が覚えるようになるそうです。
噛むことで咀嚼中枢にはたらきかけ、けっかくにゅうとうかくで、ヒスタミンが増え、おなかがっぱいになる。
それが交感神経によって、内臓脂肪を減らす作用になるのだそうです。
ガムを噛むだけでもいいのだそうですが、やはり食事でよく噛む習慣をつけるのが一番望ましいそうです。
よく噛んで食べる効果って、大きいのですね!!
あらためてびっくりしました。
食欲を抑える・まとめ
・食欲を抑えるには、かつおだしを利用する。
・背の青い魚、赤身の魚を食べる。
・毎回30回噛んで食べる(25回とか35回でもいいそうです)
これ、わすれないよう、実行していきたいですね。
NHKあさイチ2011年9月28日放送されました「食欲を抑える秘技で体重減」
やっぱり削りたてが最高です!
やっぱり日本食がいいですね~
(美容健康シリーズの抜粋では、これは!と思える「見た目のキレイと内面からの元気」をテーマに、さらっと読めば要点がつかめるようにまとめています。)