NHK「あさイチ」で便秘の悩み解消で、とっても参考になるお話がありました。便秘の防ぎ方、腸の老化の防ぎ方もわかりましたよ。
女性がんで一番多いのが大腸がん。
腸の病気の中でも、一番の困りものが便秘、便秘になると大腸がんの原因にもなりかねません。
便秘が続き、大腸に便がたまってしまい、強い吐き気におそわれた46歳の女性が例にだされ、しつこい便秘の解決法をさぐっていきした。
薬をつかってとりあえず対処したそうですが、専門の先生にお聞きして自分でできる方法を教えてもらうことに。
便秘を改善する簡単●●法
順天堂大学医学部の便秘外来、小林弘幸先生に教えていただく。薬に頼らない便秘改善にとりくんでいらっしゃる先生です。
腸のぜんどう運動が正常に働くことで、便が排出される、便秘の人はぜんどう運動がゆるい。
お腹に意識をおくために、手をお腹にあてているとよい。 吐くほうに意識を集中した方がいい。
注意点・・・苦しくなるまではやらない、長くやっているとめまいをおこすことも、最初は短めに。
便秘解消のために門トレを行う
肛門のトレーニング、肛門は鍛えられるのだそうです。肛門が弱いと便を押し出すことができなくなるのだそうです。
「門トレ」のやり方
椅子の背をつかみ足を肩幅より広めにひらく、お尻を突き出し、左右交互に重心を落とす(ひざを交互に曲げる)、これを左右交互に。最初1分なれてきたら3分。
大でん筋が動き、肛門括約筋も鍛えられる。 これで腸も活発に動きだす。 ひざが悪い人は深く重心をおとさなくてもよい。
ひざが悪い人は、椅子にこしかけ、手先を反対のあし元にふれる(からだをひねる)。
腸の老化防止術
抗加齢医学の専門家の慶応義塾大学教授、伊藤裕先生。
腸の老化は、メタボ、動脈硬化、生活習慣病、血管の病気につながる。
アメリカでの3年前の赤毛サルの実験によってわかったこと・・・20年間実験。
同じ年齢でも、老化を遅らせるスイッチをオンにさせることを発見。
若さを保てたサルのえさは、20年間3割少なくして、空腹にさせた。
空腹感でがんばらなきゃという経験をさせ、細胞を活性化させたことで、より体の若さがたもてたのではと。 空腹・・・腸の老化が遅れる!
このカロリー表を伊藤先生がすすめてみえます。 ↓↓↓
「標準体重×25キロカロリー=一日の適正摂取カロリー」
<例・・・身長160センチの人は、標準体重が56.3キロ、これに25キロカロリーをかけると、 適正摂取カロリーになる。>
空腹状態をまんべんなく感じるために、自分で決めた3食の時間に食事を。 規則正しい食事時間が大切。
間食をさけるようにし、空腹を感じるように。
一日の適正カロリーをとると、腸の老化が防げる。 一食、2食抜くのでなく、3食でまんべんなく、カロリーをとるのがよい。
「標準体重×25キロカロリー=一日の適正摂取カロリー」表
- 身長150センチ=1237.5キロカロリー
- 身長155センチ=1322.5キロカロリー
- 身長160センチ=1407.5キロカロリー
- 身長165センチ=1497.5キロカロリー
- 身長170センチ=1590.0キロカロリー
- 身長175センチ=1685.0キロカロリー
これは目安です。空腹を感じることが大切で、次のご飯が待ち遠しいくらいに。
若いときはいいけど、40代以降は、空腹感を感じるくらいで上記の摂取カロリーをめざすようにすると、腸が老化しにくい。
腸内環境によい食事
おすすめは、根菜の豆乳チャウダー、めかぶドレッシングのサラダ
食物繊維にも2種類あって、水溶性と不溶性がある。
いも、大豆は便秘の人がとると、便の上にカサができ、よくない。
根菜、海草、おくら、なめこの水溶性のものをとるのが、便秘の人によい。
腸内環境をよくする食事のポイント
- 善玉菌を増やす・・・ヨーグルトなどの発酵食品
- 善玉菌のえさを摂取・・・食物繊維、オリゴ糖など
- 悪玉菌を撃退・・・納豆など
NHK「あさイチ」2012年3月5日月曜日放送、これで快腸!決定版「腸メンテナンス」をみて、便秘解消の参考にさせていただきました。
腸内環境をよくすることが、健康そのもののみならず、老化を遅らせることにつながるのですね。どうもありがとうございました。m(__)m
オリゴ糖が案外とりにくいのですよね。こんなお高いのもあるようで。シロップやドリンクがとりやすそうです。 ↓↓↓
(美容健康シリーズの抜粋では、これは!と思える「見た目のキレイと内面からの元気」をテーマに、さらっと読めば要点がつかめるようにまとめています。)