「やせるホルモン」なるものがあるそうです。
これが沢山出る人は、食べても太らない体を維持できるんですって!
やせている人は、やせるホルモンがより多くでているという実験結果
やせている人は、やせるホルモンがより多くでているという実験結果を、肥満治療の第一人者である小田原雅人先生(東京医科大学)が解説されていました。
やせるホルモンは「GLP-1」と呼ばれています。
やせている人ほどやせるホルモンが出ている事実
食後に「GLP-1」が沢山でる人はやせやすいので、すでにアメリカでは糖尿病治療薬として使われています。
小腸を刺激し、小腸の下の方ででます。
消化の悪いものを食べると出やすいというお話がありました。
太っている人とやせている人で、「GLP-1」が食後にどれくらい出るかを実験していました。
詳しい数値はメモできませんでしたが、同じものを同量食べても、太っている人は「GLP-1」の出る量が少なく、やせている人は、その何倍も何十倍も出ていました。
これはそもそも体質だからしょうがない、っと言いたくもなりましたが、なんとやせるホルモンの「GLP-1」は、太っている人でも効果的に出せるようになるというのです。
その効果的な方法というのが・・・
GLP-1を効果的に出すための2つの栄養素
やせるホルモン「GLP-1」は、食物繊維を沢山とることで、小腸が刺激され多く出るようになる。
そしてEPAを食べると、「GLP-1」が出る。
この二つを効果的に食事に取り入れると・・・太っている人もやせやすくなります!
食物繊維は、どんな食材に多いか、頭に浮かぶと思いますが、例えば芋、カボチャ、ひじき、アボガドなどです。
EPAというのは、青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸の一つなんですが、これはDHA同様に、コレステロールを防止したり血栓を予防する効果があるとされていますが、小田原雅人先生の説明では、やせるホルモン「GLP-1」を出す作用があるとのこと。
EPAを多く含むのは青魚、中でもサバが摂取しやすいようです。
サバ缶でやせるホルモン増加
番組の中ではサバ缶をよく食べる習慣のある、山形県村山市を取材していました。
人口2万5千人の山々に囲まれた小さな市では、ほぼ3日に1回は食べているそうで、スーパーでも飛ぶように売れていました。
太った人がほとんどいない、みたいみたいな街の様子でしたが。。。
サバ缶をどう料理に使うかですが、サラダにツナ缶のように使ったり、うどんの上にのせるなどして食べていました。
山形県村山市では日常に当たり前に登場する食材なんです。
サバの煮物もいいのですが、缶詰なら骨まで食べることができるので、たしかEPAの摂取も多いとか言っていたとおもいます。
それに缶詰なら、缶を開けるだけですもんね!(^_-)-☆
やせるホルモンは誰でもある
やせるホルモンの「GLP-1」は、どんな人の身体の中にもあるホルモンです。
このホルモンが出ることで、「必要以上の食べ過ぎを抑える」「糖分が腸で緩やかに吸収され、血糖値が急激に上がらない」そして「すい臓をパワーアップさせ、血糖を下げるインスリンが出やすくなる」という働きがあるといいます。
そのためすでにアメリカでは糖尿病の治療薬として使われているので、日本でも治療薬としてお目見えするのかもしれません。
やせる努力をしなくてもいい、というのは大げさですが、サバ缶は美味しいので、保存食や非常食にするだけでなく、日頃から食事に登場させて活用しましょう。
魚の缶詰料理も見直されているようですし、メニューを探すとすでにいろいろ出てくるかもしれないです。
<管理人が勝手に作った標語>
「やせるホルモンを出すなら、カツオやマグロの缶詰をサバ缶に代える」
「やせやすい体には、芋カボチャ」
余談・・・この番組放送の翌日、いつものスーパーへ出かけて、サバ缶詰のコーナーへ行くと・・・あれまあ!品切れ状態、でした。
さすがテレビの力!と思っていたところ、入荷を増やしたのか、その後10日後には、しっかりとサバ缶が詰まっていました。
ブーム、流行にとらわれず、サバ缶のこと私は忘れない♪^^
2013年7月30日 みんなの家庭の医学 身体を老けさせない秘密 第4弾 新発見!やせるホルモンで病の元凶【肥満】を解消SPにて放送、ありがとうございました。