麦茶はカフェインなしのお茶ですが、冷え取り効果があることがわかりました!女性に朗報です。
まずは、香りが高くて甘味のある、透明感のある美味しい麦茶の作り方からです。
(麦茶パワー活用術!あさイチにて放送を簡潔にまとめました)
香り高く甘味のある麦茶の作り方
粒の麦茶を利用。やかんにお湯を沸騰させる。
一リットルで30グラムほど(大さじ6杯分)をティーバッグに入れて、やかんにいれ、ふたをして火を止める。
そのまま30分放置して、ティーバッグを取り出す。
弱火で30分置くとえぐみが出るので、すぐ火を止めてくださいね。
ティーバッグに麦茶をいっぱい入れると、はじけてしまう可能性があるので、ティーバッグに半分を目安に麦茶を入れてください。
麦茶の健康増進効果
麦茶はカフェインがない、タンニンなどの刺激物も含んでいないことから、妊婦さんやカフェインを制限している女性には嬉しい飲み物ですね。
それにシュウ酸(あくの成分)が少ないのも特徴です。
さて、最近の研究報告で、こんな麦茶の効果が発表されました。
◆5種類以上の抗酸化成分があって、活性酸素を取り除く効果がある。
◆女性に多い冷えを改善する効果がある。
活性酸素を取り除くっていうと、老化を防げるかもしれないということですし、冷えの改善については、手足の末梢の血流がよくなることから、冷えにくくなるのですって。
この実験は大手飲料メーカーの実験でも確認されていて、水を飲んだときと麦茶を飲んだときでは、90分後の手足の体温を計ってみたところ、水は温度がさがっていきましたが、麦茶はほとんど下がりませんでした。
ということで、お水をたくさん飲む健康法もありますが、冷えて頻繁に尿が出るという人は、一部を麦茶に変えるのもいいかもしれないですね。
冷えない体にピラジン類
「ピラ人類」じゃなくて、「ピラジン類」 (^-^)
麦茶冷えが改善できるというさっきの話ですが、ピラジン類という成分は香りの成分で、麦茶の中にたくさん含まれているんです。
これが末梢神経を刺激して、血流量を増大させると研究報告されています! ピラジン類は温かい麦茶に多いそうなので、どうせ麦茶を飲むなら温かい麦茶がいいですね。
美味しいおススメの飲み方が紹介されてました。それは、温かい麦茶と温かい牛乳を同量、砂糖は好みで入れる・・・これコーヒー牛乳そっくりなんだそう。
カフェインなしのコーヒー牛乳って感じになるので、試してみる価値がありそうです。
ピラジンは血流量を増やしてくれるので、もっと増やす方法も紹介されていました。
それは粒の麦茶をフライパンでからいりするんです。
温めたフライパンを火から離して、よく煎ります、時間は2分。
2分以上煎ると、揮発して減少するので、2分で切り上げて下さい。
ピラジンが確か1.2倍くらいに増えてました、血流もさらにアップで冷え対策効果、そしてもちろん香りもアップです。
夏でも冷えやすいという人は、覚えておかれるといいですね。
麦茶料理あれこれ
麦茶はもちろん麦、葉っぱではありませんから、食物繊維が豊富なんです。(麦茶の原料は六条大麦)
そこでその特徴を活かして、料理もできるのです。
砕いた麦茶をクッキーに入れたり、玉ねぎドレッシングの上にのせてサラダとしたり。
食物繊維の摂取目安は、成人女性で17グラム、男性で19グラムとされていますが、ほとんどの人が足りていないらしいのです。
ですから、積極的に麦茶を料理に使って、食物繊維をとると一助とするのもいいですね。
麦茶のお悩みとその答え
◆どれくらい日持ちするか・・・冷蔵庫で翌日飲み切るのを目安に。
◆ピッチャーについた茶渋の落とし方・・・プラスチック容器なら漂白剤を、ガラス容器なら卵の殻を砕いてシェイク。
◆飽きない麦茶の飲み方・・・レモン麦ティーに。ソーダ割りに。梅酒割りに。麦茶づけ。わかめスープの水の代わりに使う。麦茶ゼリー。
夏でも体が冷えやすい方は、温かい麦茶を飲んで、手足の冷えを予防してください。
胃腸のためにも温かいまま飲むとさらにいいですし、香ばしい麦茶ならではの香りを楽しんでください。
麦茶パワー活用術!2013年7月30日 あさイチにて放送 ありがとうございました。
(美容健康シリーズの抜粋では、これは!と思える「見た目のキレイと内面からの元気」をテーマに、さらっと読めば要点がつかめるようにまとめています。これからもどんどんご利用ください!)