人生の終わりについて考える~第4弾親が死ぬ前にすべき55の事 エチカの鏡で放送
あなたは親とあとどれだけ一緒の時間を過ごせるか、考えたことがありますか。
孝行したいときには親はなし、いつまでもあると思うな親と金、などのことわざもありますが、あなたが思っているほど、親はいつまでも元気で達者というわけではないようです。
あまりに身近な存在でありながら、テレくささもあり、忙しさもありで、親とはゆっくり話すこともないというのが、普通のことのようです。
あとどれくらいの時間を一緒に過ごせるのか
今回は親が高齢になったとして、あとどれくらいの時間を一緒に過ごせるのか、そしてその間に何をしておきたいのかを特集しています。
親のことを考えるきっかけとして、自分なら何をしてあげたいのか、を考えるきっかけとして、テレビをみていました。
仮に親が現在60歳で80歳まであと20年生きると仮定した場合です。
親と過ごせる時間はいったいどれだけあるのでしょう。
あなたが親と別居しているとして親と過ごせる時間は、
20年(親の残された寿命) × 正月に3日 盆に3日の計6日(1年間に会う日数) × 11 時間(1日に一緒にいる時間) || 1320時間(親と過ごせる時間)となります。
これを日数にすると、ちょうど55日になります。
あと55日しか一緒にいられないわけです。とても短いですね。
そして、もし親が70歳なら なんと残り28日しかないわけです。
80歳まで生きるとして、ですから、もっと短いことも十分ありえます。
病気になれば、一緒にいて楽しい時間を過ごせるとばかりはいきませんし、意識がはっきりしているともいいきれないですね。
親と一緒にいられる時間は、とても短いです。
親が死ぬ前にやっておきたいこと
「親が死ぬ前にやっておきたいこと」
- 母子手帳を見せてもらう
- 親の初恋を聞く
- 自分が生まれたときの話しを聞く
- 我が家の味を教えてもらう
・・・など12項目
親が死ぬ前に一緒にやっておきたいこと
- 父に腕組みをしてあげる(女性の場合)
- 家族そろって記念写真をとる
- 親と一緒に酒を酌み交わす
・・・・など11項目
親が死ぬ前にあなたがやっておくべきこと
- 親の好きなところを10個書き出す
- 親のビデオをとっておく
・・・など9項目
親のためにしてあげたい親孝行
- 親の肩を揉んであげる
- 親に手料理を振舞う
- オーダーメイドの服を仕立ててあげる
- 孫を抱かせてあげる
・・・など20項目
全国からのアンケートから多かったもの
- 親に手紙を送る
- 親にありがとうと伝える
- 親に会いに行く
最後の「親に会いに行く」というのが最も多かったそうです。
脳科学者の茂木健一郎さんは、「用がなくても電話するとか会いにいくとか、定期的につながっているというのがいいことなんじゃないか」とおっしゃっていました。
レスリングの浜口京子さんは、ご両親との仲もよいので有名ですが、一話一話のエピソードが紹介されるたびに、感動をされているようでした。
見ている私はもう涙がぼろぼろでした。
人生の終わりについて考える~第4弾親が死ぬ前にすべき55の事まとめ
自分が親になっていないような若い人も、随分と親のことを考えている人も多いようです。
いざ親に何かしようと思っても、お盆や正月にあったとしても、しゃべるくらい、下手をすると仕事の愚痴なんかを言っておしまいという、繰り返しになっている方もあるでしょうね。
というかむしろそれが当たり前になっているのでは。
そんな自分の行動を振り返るきっかけとなってくれました。
家族の関係はそれぞれみな違うのですが、親が子を思う気持ちほど似通っているものはないのかもしれません。
親になって何年もしてだんだん感じるようになったことですが。
親の命を継ぎ、そしてまた新たな命をはぐくんでいく、そのあたりまえで自然なことを、ふと考えてしまいました。
人生の終わりについて考える~第4弾親が死ぬ前にすべき55の事 エチカの鏡6.27(日)午後9:00~9:54 放送 どうもありがとうございました。 ■司会タモリ■進行 高島 彩(フジテレビアナウンサー) 【スタジオゲスト】(50音順) 浜口京子 茂木健一郎 山崎弘也(アンタッチャブル) 山瀬まみの方々