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生活習慣を変えていくことで、若年性認知症、アルツハイマー病は予防/認知症防止&脳育スペシャル

認知症防止&脳育スペシャル

認知症防止&脳育スペシャル エチカの鏡 家事療法と耳トレで脳フル回転 客が殺到認知症予防ツアー

今回は認知症予防スペシャルの第2弾です。若年性認知症、アルツハイマー病が世界的に増加しているそうです。

若年性認知症、アルツハイマー病が世界的に増加

その原因は、ストレスや睡眠不足、運動不足、食生活の乱れがおもな原因だそうですから、思い当たる人は少なからずいるのではと思われます。

原因のひとつひとつは日ごろの生活習慣と関連していますね。

そこで生活習慣を変えていくことで、若年性認知症、アルツハイマー病は予防できるというのです。

さて予防のために「家事で認知症を防げる」と研究されている、奥村歩先生のお話です。

生活習慣を変えていくことで、若年性認知症、アルツハイマー病は予防

「認知症は前頭葉の働きが鈍って起こるので、前頭葉を活発にするために、買い物にいく食事を作るなどを行なうと予防できます」

ただし、何気なく家事をしていてはだめで、夫のことや食べてくれる人のことを思いながら家事を行なうのが前頭葉を働かせる鍵だそうです。

前頭葉を働かせる鍵/家事の5つのポイント

家事の5つのポイントをあげてくださいました。

  1. そうじはほうきとちり取りでする。
  2. 皮向きは包丁でやる。
  3. スイーツは手作りする。
  4. アイロンがけをするときは、着る人のことを思ってやる。
  5. ご飯をよそうのは利き手の逆を使う。

左右の違う動きや、細かいさぎょう、遂行実行力を鍛える、人を思って行なう、などの行為が前頭葉を活発にさせるそうです。

家事を行なうときは何気なくでなく、しっかりと意識して行なうようにしたいですね。

やらされているという意識が一番いけない

そして一番いけないののは、やらされているという意識が一番いけないのだそうです。

段取りをするのが脳によい

脳科学者の茂木健一郎さんのコメント「段取りをするのが脳によい」のだそです。

どんなことにも、計画や予想をたてるなど、前頭葉を使った毎日って大切ですね。

耳で認知症予防

次に、耳で認知症予防ができるというのです。

ひとつは速聴といって、普通の話しことばの3倍とか4倍の速さで聞き取れるよな練習をすると、耳の老化が防げるようです。

これは機械があるので、試していけるといいですね。

「高周波数域」の音を意識して聞く

音の入り口である耳の老化を防ぐのには、「高周波数域」の音を意識して聞くことで耳の老化予防になるそうです。

「高周波数域」の音というのは、鳥のさえずり、虫の鳴き声、川のせせらぎ、木の葉の音などだそうです。

これって、自然の中にある音ばかり。

今都会に住んでいると、このどれも耳にすることはないですね。

ということは長年都会に住んでいると、耳が老化しやすいといえそうです。

自然の音って実は老化防止のためになくてはならないのですか。

カラオケ療法

ほかに認知症の予防にいいのは、「カラオケ療法」といわれているものだそうです。

それも昭和の名曲といわれる「昭和歌謡」がよいそうですよ。

その際にポイントが3つあるそうです。

  1. 貸しを丸暗記して歌う(イメージをつくりながら歌うといいそうで、情景がうかび気持ちが込めやすくなるとのこと)
  2. 男性は女性の曲を、女性は男性の曲を歌ってみる。
  3. 自分が歌っていないときも、人の歌うのに合わせて歌うことで、違う体験をする。

最近の曲は情景がない曲が多いようで、昭和歌謡を歌っているときは、前頭葉が活発に動いているのが計測されていました。

それにしてもどなたも朗らかな表情で歌ってみえました。

過去を思い出しながら、今を楽しく過ごすこと

それに今一番人気があるのは、「昭和歌謡でめぐる東京ドライブコース」だそうです。

バスガイドさんも昭和歌謡を歌った年代の方。

3時間くらいのコースの名所ごとに、関連のなつかしい昭和歌謡を歌いながらたどっていくバスコース。

参加している皆さんは、歌と当時の思い出を重ね合わせて、懐かしんだり楽しい思いでにひたったりと、いろんなことを回想するのだそうです。

その思い出す、ということが認知症の予防に役立つのだそうです。認知症のはじまりは思い出せない、ということですからね。

過去を思い出しながら、今を楽しく過ごすことこそが、予防になるのだそうです。

大きい声で歌えるというのもきっといいでしょうね。

それに自分ひとりよりも、同じ年代の方と声を合わせるというのもいいものでしょうね。

育ちも仕事も違っても、その時代時代の流行り歌というのは、皆同じような気持ちで聞いたり歌ったりしていましたからね。

若い人向けには、まずは生活習慣の見直し

若い人の認知症が増えているということでしたが、若い人向けには、まずは生活習慣の見直しというか、

睡眠不足やストレスの上手な解消法、運動不足にならないような生活習慣にしていくというのを、若いときから気をつけていくようにするしかないのでしょうか。

まとめ

便利で快適になった私たちの生活スタイルですが、前頭葉を使う機会が減ってきていることにいきつくようなので、

自分なりに前頭葉を活発にすることを考えてみて、自分の好きなものでそれができるといいですね。

認知症防止&脳育スペシャル 平成22年7月4日(日曜)エチカの鏡 家事療法と耳トレで脳フル回転 客が殺到認知症予防ツアー ■司会タモリ■進行 高島 彩(フジテレビアナウンサー)

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