ためしてガッテン「たった1分で4歳も若返るヘアセット術」放送 化粧品メーカービューティーディレクターの上田美江子さんによるご指導でした。
たった1分で4歳も若返るヘアセット術
3人の40代50代60代の女性、髪が薄く柔らかくなってきたので、ボリュームがでないため、ふけて見えがちだったのを、若く見られるようにアドバイス。
年齢があがるにつれて、髪の毛は薄くか弱くなっていきます。
昔はフサフサして量も多かったと思われるのですが、髪のコシがなくなってへなっとしてしまう、
またセットしても持ちが悪くなって髪のおしゃれもしにくくなっていくのは、女性ならみな同じように感じているようです。
視線をコントロールすることで若く見られる
そこで今回は自分で簡単にできる方法で、人が見る視線をコントロールすることで若く見られるというもの。
年齢があがるとほうれいせんが目立つようになり、ほほから顎にかけてたるんできます。番組では30代と60代の女性の平均的な顔をかぶせて、その違いをみせてくれました。
柿降介先生によると、人の顔はまず目に視線が行きやすく、顔と髪を全体でとらえると、上にボリュームがあるときは上に視線が行きやすく、下にボリュームがあると下にも視線が行きやすくなるのだそうです。
そこで下に視線がいくと、ほうれい線とほほのたるみに目がいくことになり、老けた印象がどうしても残ってしまうようです。
そこで、みられたくないところに視線を行かせないようにするのが今回のワザです。
そして若く見えるもうひとつの印象は、目の位置が下よりというか中心よりで、漫画を書くとき目の位置を中心あたりにもってくると幼い顔つきになることから、
目の位置をさげるといい、そのため髪にボリュームをつけるようにするといいとのこと。
それに髪を内巻きにして年齢をかくそうとするとかえって視線がそこにいくので、
むしろ外巻きにして視線を髪のはねたところにそらすことで、ほほのたるみなどに目が行きにくくなるのだそうです。
そこで結論です。
髪の根元が起き上がりふんわりとボリューム
髪の根元を濡らして、髪の根元をブラシですくいあげ、ドライアーを2~3秒当てて乾かすようにすると、髪の根元が起き上がりふんわりとボリュームがでる。
髪の根元は濡らしにくいので、一番手軽にできるのは、コットンを濡らし髪を分けながら根元を濡らしていくというもの。
この方法は霧吹きより根元を濡らしやすく、霧が顔などにかからずに素早く根元が濡らせるので、ぜひこれは実践したいです。
サイドの髪は斜め後ろに流して耳をみせた方が小顔に見えるとのこと。
先の実験でもあったのですが、ほほをかくすように髪を下ろすよりは、ほほと耳を出してボリュームが上の方にいくようにすると、視線が髪の動きにつられるので欠点をかくせるようです。
長くキープしたい
全体にボリュームを出すことに成功したら、長くキープしたいものです。
そのためにはソフトタイプのヘアスプレーを、持ち上げた髪の裏側にかけるといいそうです。
上からそのままスプレーするのでなく、裏側です。
頭のトップがしっかりと立ち上がると一変にボリュームのある髪になりますが、それがどうしても立ち上がらないときに、こんな裏技を教えてくれました。
頭頂の髪をわけとって、下からスプレーしてカーラーを巻き、ドライヤーをあてるというもの。これでへちゃっとなってしまう髪の悩みも解決しますね。
小顔に見せたい人には、ワックスで耳の周りのボリュームをおさえる
さらに小顔に見せたい人には、ワックスで耳の周りのボリュームをおさえるといいそうですよ。
パーマをかけるときに根元を立ち上げたいがために、きつめにパーマをかけている女性は多いと思います。
年齢があがるにしたがって、髪はどんどん細く弱くなっていくようですから、髪にボリュームを持たせたい、できれば太くしっかりとした髪になりたいと思っていると思います。
もう戻らない髪であれば、なんとかこのワザを駆使して、根元からボリュームを出したいものですね。
今回教えていただいた方法は、霧吹きを使わないくてもいいので、化粧台のまわりが濡れないですし、手軽にできます。
私はコットンの代わりにハンドタオルの小さいものを、ゆるめに絞って、髪の根元を濡らしてみました。長い髪だとやりにくいかもしれませんが、私はショートなので髪を分けるのも問題なくできました。
ただブラシが太いものしかなかったので、髪の立ち上がりが今ひとつでした。番組では幅4センチくらいのブラシを使っていましたので、これは用意した方がいいです。
それとパーマの癖が髪の下の方に残っている人は、そこは別途ドライヤーを使ってセットする必要があります。
それにしても、美容院では思い出すとこのように立ち上げながら、仕上げのセットをしてくれているようです。
プロの技を教えてもらったようですね。
髪にボリュームを出せると、それも一日中キープできるようになると、イヤリングやネックレスのおしゃれも見栄えがするのではないでしょうか。
薄毛の人が若返る方法
番組の後半で、男性の薄毛を解消する方法がありました。
世界大会で4部門を制覇された、田中トシオさん、東京都の理容師さん。
田中さんの方法は、ポイントは「ごまかす」 「人の目を錯覚させる」のだそうです。
薄毛の人は、長い部分の毛がもったいないからと、あまり切らないのだそうです。
そこで薄毛に見せないカットの方法は、 残っている側頭部の毛をカットし頭頂部と同じくらいにしてしまう。 そして短い毛を作って長い毛を支えるようにするとボリュームがでるのだそうです。
実際番組で、3人の男性の方が、カットされて効果を見せてくださいましたが、3人とも頭の上の薄い様子がほとんどわからなくなって、
頬もすっきりした感じで、皆さん数歳は若く見えるようになりました。
30代40代で薄毛で悩んでいて辛かったと思います。カットの方法でこんなに見かけが変わってしまうなんて驚きです。
普通ならやっぱり短い毛にはさみは入れたくないでしょうし、長い髪のところは短い毛に合わせるのはとても考えられないと思います。
たいていは足し算をしていく発想を、田中さんは引き算の発想に変えて、人の目を錯覚さてしまったところは素晴らしいです。
とにには発想を変えるということ、全く逆に頭をひねってみると、いい考えが浮かんでくるのかもしれません。大切なことですね。
女性も男性も、薄くなったらすぐ育毛剤に頼るのでなく、上記のような方法でいい結果が出せるようですから、試されてはいかがでしょう。
まとめ
それになんといっても、若くみられること間違いなしですから、気持ちも華やぎますね。
いつものヘアセットが楽しくなりそうで、一日中気分もキープできればいいですね。
ためしてガッテン「たった1分で4歳も若返るヘアセット術」2010年7月7日放送 化粧品メーカービューティーディレクターの上田美江子さんによるご指導でした。