ためしてガッテン放送 「驚き!超ラク山登り術 絶景を味わう化学ワザ筋肉痛バテひざ痛解消」
今回は超ラクに山登りができるという、その秘密にせまります。
このごろ人気の「山ガール」。おしゃれな登山服や登山用品が出回っているのは、若い女性に山登りをする人が増加したからだそうです。
山登りというと中高年の健康づくりと趣味といったところから、登山用品にはある一定きまったような色デザインがあったのですが、最近では登山用品の売り場も様変わりしています。
驚き!超ラク山登り術 絶景を味わう化学ワザ筋肉痛バテひざ痛解消
さて、山登りをしても、降りてきたあとの方が疲れがとれている、という驚きの秘密の方法は・・・・・・・
なんと「歩きながら歌を口ずさむ」というものでした。
実験のけっか体の疲れ具合を計る血液中のある物質をはかったところ、疲れなかった人の歩き方には、遅筋を使っていることが判明。
どういうことかというと、大好きな歌を声に出して歌いながら、ひざ関節を110度くらいの角度で歩くといいそうなのです。
山登りしながら歌を歌うと、息があがってしまうようなときは、速度が速い登りになっていて、速筋を使っていることになるのだそうです。
そこで息があがらないようなペースで登ると、遅筋を使い疲れがこないそうなのです。(以前スロージョギングを指導していらした先生による)
好きな歌を歌いながらなら、とても楽しい気分で登れそうですね。
山登りは疲れるという常識に近いものがありましたが、体の負担を減らしながら、歌いながらで、ストレスが登る前より減っているのですから、こんな簡単にできる方法で、びっくりです。
下りは小股で歩けばいい
さて次に降りてくるときにひざが笑ってしまったり、ひどい筋肉痛になったりしますが、これを解消できるというのです。
その方法は、「小股で歩けばいい」という結論。
小股で歩くと、筋肉に傷がつかないので、痛くならないそうです。
この実験にも地下足袋を履いたマタギの人の歩き方が参考に紹介されていました。
地下足袋はご存知のとおり、ふくらはぎちかくまで覆う足袋で、ゴムが足裏についていて滑らないようにデコボコになっています。
この地下足袋をはくと、なんと誰もが小股の歩きになってしまうのです!
これには驚きました。
ゲストの方が実際に、小さい坂道で実験していたのですが、地下足袋をはいたとたんに小股でしか歩けなくなったのです。
どうも人は足の裏で地面や石などを感じ取りながら歩く生き物なのだそうで、今ではみな靴をはいていて、
地面の様子などわかりませんが、足の裏というのは手のひらと同じように敏感にいろんな感触を感じます。
足の裏にはツボも沢山ありますし、はだしでいると、なんだか気持ちがいいと感じますよね。
一番いいのは地下足袋をくだりのときに履く
それで足の裏の感覚がわかると、だれもが小股になるのだそうで、一番いいのは地下足袋をくだりのときに履くといいそうですが、なくても、休憩のときに一度靴を脱いで靴下になって足の裏で地面を感じ取るようにすると、その後小股になるのだそうです。
地下足袋は、土木作業の人とか特殊な職業の人のものという印象でしたが、むしろ軽い登山なら、大いに利用したらいいのではと思いました。
地下足袋を履いて街を歩いてはいけないというきまりがあるわけではないので、おしゃれな色柄ものがあって、もっと市民権を得るようになるといいなとおもいました。
ストックを使って山歩きをする人たちへの注意
それから、ストックを使って山歩きをする人たちへの注意がありました。
ストックを持つと大股になるので、ひざへの衝撃が大きくなること、ストックを持つと特にくだりでは足とストックの4点に視点をいきわたらせることになり、
デコボコした道が多いので転倒を招きやすいこと、登りのときはストックの中ほどくらいにゴムなどつけてその場所を持つと歩きやすきなることなどでした。
山の上ではコーヒーやお茶より、味噌汁を飲むことで脳派が緩やかに
最後に山の上ではコーヒーやお茶より、味噌汁を飲むことで脳派が緩やかになりリラックスできる、つまり疲れがいやされるという実験もありました。
これは日本人特有なのかもしれませんが。
山登りは絶景が見られるし、自然の中で落ち着けるので、これから始めようと思っているひとも多いことでしょう。
若いころにやっていた登山をまたはじめてみようかと考えている人もあることでしょう。
まとめ
でも山登りは疲れるからやめよう、と決め付けないで、今回の番組を参考にしてみてください。
登るときは好きな歌を口ずさんでいられるペースを保ちながら登る、下るときは小股になるよう一度靴を抜いて足裏に地面を感じてから、下る。これをぜひ覚えておくといいですね。
毎回実験を重ねて、よい方法を導いてくださるのでとても参考になります。
運動不足の解消に、軽いハイキングからはじめるとさらにいいのではないでしょうか。
これは足くびを守ってくれるタイプで、スニーカー感覚ではけるところがいいですね