夏なのに体が冷えるというと、不思議に思われるかもしれませんが、体調が悪いなと感じるとき、冷房のききすぎなどで体が冷えてしまうことが原因になることがあります。
夏の体の冷えの原因のひとつ、エアコンのききすぎや薄着
夏の体の冷えの原因のひとつには、エアコンのききすぎや薄着によるものがあります。
猛暑の日が続くようになりますが、エアコンの外気温との差は5~7度くらいまでにおさえるといいといわれています。
寒暖の差が多きすぎると体に負担ですから除湿機能を利用しつつ、部屋の下の方に集まる冷気は扇風機でかくはんするようにすると、電気代の節約につながります。
室内では足元がどうしても冷えやすいのでレッグウオーマーをはいたり、カーディガンを常時持ち歩くなどすると、外出先での冷房対策にもなります。
冷えた体を夜はぬるま湯であたためる
夏冷えで体調をくずさないようにするには、冷えた体を夜はぬるま湯であたためるようにするとよいです。
ぬるめのお湯にゆったりつかりリラックスするとストレスも吹き飛び、一石二鳥です。
朝は熱めのシャワーですっきり
朝は熱めのシャワーですっきりしゃきっとするといいですね。
食欲が落ちやすい夏はあっさりとしたものや冷たいものを食べがちです。
体としては冷えを呼び込むのでよくないのです。
夏でも体を温める食べ物を食べるように
夏でも体を温める食べ物を食べるようにしたいものです。
一日の元気の元は朝食。朝食をとることで体温を上昇させ、エネルギーの補給をしますから、できるだけ朝から身体を温めるスープや温野菜などを食事にとりいれるよにするといいそうです。
長ネギ、にら、青じそは体を温めるので薬味として使っていきたいです。
夏バテの原因
さて夏にはバテ気味の人も多いですね。夏バテの原因としては睡眠不足や過労、暑さ負けによる食欲不振、汗による過剰なエネルギー流出が。
夏バテ対策としては、ぐっすり眠ること、栄養補給、水分補給を
そこで夏バテ対策としては、ぐっすり眠ること、栄養補給、水分補給を怠らないことです。
寝るときの環境としては、室内25~28度、湿度を低くして、寝具はいぐさや竹などを利用したり、枕は通気性のよいそば殻などの枕がよいです。
抱き枕を利用すると、寝具と体の間に熱の逃げ道ができ寝苦しさが和らぐようです。
食欲が落ちてあまり食べられなくなってしまったら、食欲増進効果のあるドリンク剤を飲んだり、野菜やフルーツのジュースをつくって、栄養を取りやすくします。
暑くて汗を多量にかくので、脱水症状や熱中症に注意しなくてはいけません。
そのために意識して水分をとるようにし、不足した塩分は、梅干や電解質入りの飲料などで補給するようにしたいものです。
またウナギの蒲焼や豚の角煮などのビタミンの多い食品をとると夏バテしにくいようです。
体の冷えすぎは、体調不良をいろいろと引き起こします。弱めの冷房に、栄養のある食事と質のよい睡眠で規則正しく生活していくようにしてください。