「美肌菌でうるおい肌!おすすめ洗顔法」NHKあさイチ放送
「美肌菌」というのはお肌に常にいる菌で、平均で1平方メートルあたり、5000個いるのだそうです。
柳澤キャスターはなんと平均より多く、有働アナよりずっと多かったという結果に、疑問がわきました。
どうも美肌菌の数は洗顔の仕方で、随分と変わってしまうのだそうです。
ですから若いから多いというものではないようで、50代40代の人でも多い人は多い。
番組ではそのわけをさぐっていました。
美肌菌 ためしてガッテンで/肌にベールをつくって水分保持
「美肌菌」の正式名称は、「表皮ブドウ球菌」
グリセリンというどろっとした透明のうるおい成分を作り出す良い菌として、最近注目をあびているようです。
「表皮ブドウ球菌」は、肌の表面の皮脂と水分の橋渡しをしてくれて、肌にベールをつくるのだそうです。
そのため肌の内側の水分の蒸発を防ぐのだそうです。
肌は皮脂と水分が適度にないと、かさついたり脂ぎってしまったりするのですが、このふたつは考えてみれば、相容れないものですね。
それをうまく調整してくれるというのですから、なんとすぐれた働きなんでしょう!
最近ではこの「美肌菌」の力を化粧品メーカーなどが利用しているそうです。
もう製品化されているものもあるでしょうから、要チェックですね。
それに、悪玉菌(黄色ブドウ球菌)を減らし、美肌菌を増やす研究が進んでいるそうなので、お肌の環境を整えるのに最適なものがでてきそうです。
美肌菌を適量保つ簡単な方法
さて、この優れた美肌菌を、いつも適量保つにはどうしたらいいか、です。
教えてくださったのは、島根大学医学部講師の、出来尾格先生です。
洗顔方法、朝は水で軽く洗うだけ。
Tゾーンは皮脂が多いのでそこは洗浄力の弱い石鹸で優しく洗う。
といいのだそうです。
肌トラブルで真っ赤になっていた顔の皮膚の、ミツエさんの場合ですが、一年前から洗顔方法を変えて、今では超美肌になっていらっしゃいました。
彼女が美肌になったのは、洗顔法を変えただけというではないですか。
朝は水でさっと洗うだけ、そしてメイクのあとは防腐剤のないクレンジングクリームをぬり温めたタオルをのせ、軽くふきとるだけ、というのです。
なんか脂っぽさが残るのでは、と心配になりそうな洗い方だと思いませんか?
でもこの方法で、彼女の肌は普通の人の2.5倍以上も美肌菌の数が多く、いつもうるおってすべすべなんです。
出来尾格先生がおっしゃるには、適度にのこっている皮脂が大切だそうで、これを美肌菌が栄養にして、グリセリンを出しているのだそうです。
なので朝から石鹸でしっかり洗うというのは、良くないのです。
あらったあとに、ピリッとした感じが残るようだと、皮脂が落ちすぎてしまっているのだそうです。
ここのところ、気をつけたいですね。
今汚れを落とすと評判の石鹸が、よく宣伝されていますが、美肌菌もろとも皮脂を落としきってしまわないようにしたほうがいいようです。
汚れは確かに残したくないですが、皮脂をある程度残さないと、美肌菌が繁殖できないようなのです。
洗顔のときはこのあたりを考えてみましょう。
汗は美肌維持に欠かせない
また汗が悪玉菌を殺すことも、研究でわかってきたそうですから、運動して汗を出すことが、美肌菌の維持にも欠かせないようです。
先ほどの化粧品のことですが、悪玉菌はえさにしないけど、美肌菌がエサとして好むものに、「グルコオリゴ糖」と言う成分があるそうです。
これをすでに化粧品の中に配合しているものもあるそうですから、これから化粧品選びの参考にされるといいですね。
なんといっても肌の調子がいいと、お化粧ものりやすいですし、またキレイにしあがりますよね。
いままでは悪いところを無くすような話が多かったなかで、いいところに着目してそれを最大に生かすという方向になってきているようです。
私たちのお肌のことも、また新た発見と研究で、ますます美人肌の人が増えていきそうです。
女性ならいつまでも、うるおいのあるぷりっとした肌でいたいですから、これからもこういったお肌によい話題をあつめていきたいです。
美肌菌 ためしてガッテン/美肌菌でうるおい肌!おすすめ洗顔法/まとめ
今回の放送、どうもありがとうございました。とても参考になりました。
番組を見ただけでは美肌にはなれませんけど、朝の洗顔だけでも、できそうですよね。
だって、水でささっと洗うだけでいいのですから。
今までより楽になる人も多いかな?
グルコオリゴ糖配合で美肌菌の環境をアップ、お安いですね。 ほかにも配合されている化粧品がぼちぼちありましたよ。