NHKあさイチ放送 「足のトラブル解消法第2弾(水虫・むくみ・冷え)」
女性の間にここ数年はやっているブーツの影響のためか、水虫に悩む女性が増えているそうです。
まずは足のトラブル、水虫についての解消法です。
教えてくださるのは、永峯由紀子先生です。
水虫を解消する方法
水虫は白癬菌という菌によって、人から人へと感染するのですが、、水虫の好む条件がなければ感染しません。
水虫は、適度な湿度と温度と栄養があると繁殖します。
ですからこのうちの一つでも条件がなければ、感染しないということをおさえておきたいものです。
普通の皮膚で、湿度温度栄養がある条件では、24時間で感染するのだそうです。
傷があったり、皮膚の表面が荒れていると、もっと早く感染してしまうそうです。
永峯由紀子先生によると、外反母趾の人は菌がつきやすく、増殖しやすいそうで、巻き爪の人も、皮膚に食い込んだ爪の先に菌が入り込みやすく、巻き爪の治療をしつつ治していくのに、数年かかるのだそうです。
水虫の中でも、角質増殖型というかかとにカサカサするタイプの水虫が増えているようで、これは痒くないのが特徴です。
水虫が皮膚の中に住んで、角質をつくりだしているのだそうで、軽石でこすることでエサや住みかを減らすのに効果的のようです。
さていよいよ水虫の解消法ですが、永峯由紀子先生は、指と指の間をせっけんでよく洗うこと。
あとは乾燥させる。
爪と皮膚の間もよく洗うようにとのこと。
一日一回きちんと洗っていれば、家族でも感染することはないそうです。
先生もちゃんと洗うので、毎日のように患者さんに接していても、感染していないとのこと。
五本指のソックスはおすすめで、指と指の間の湿気をなくせるのでよいようです。
差し支えない人は、治療中にははいていたいですね。
それから、爪の切り方で質問があって、足の爪は肉とちょっきり同じ長さにするのがいいそうです。短くすると巻き爪になりやすいそうですから、爪を切るとき思い出してくださいね。
足のむくみ解消
次の足のトラブルは、むくみです。
足のむくみを実感している女性はとても多いと思います。
足が夕方になるとむくんできて、靴やブーツが履きづらいという経験がありますよね。
渡邉賀子先生が教えてくださいましたが、女性は筋肉が少ないことによって、足の静脈の血液の戻りが悪くなってしまうのだそうです。
そのとき余分な水分が血管から外にだされてふくらはぎが太くなるのだそうです。
「ふくらはぎは第二の心臓」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
そこでむくみを解消するよい方法を教えてくださいました。
・つま先立ちになって、それからおろす。
たったこれだけの動作がとても効果的だそうで、これを一日に10~20回、日に何度か行なうといいようです。
座っているときも、足首を伸ばす動作を何度かするのも、効果があると紹介してくださいました。
足首のアキレス腱をのばすのが、とても有効みたいです。
足の冷え解消法
足のトラブルの三番目は、冷えです。
冷えが気になっている女性も、とても多いですね。
番組の中では、足先の頑固な冷えに悩む女性が登場し、対策についてインタビューしていました。
この女性は足先を温めるのに靴下を四足も履いていて、半身浴をし、野菜をとらないようにし、ジョギングも毎日一時間やっている、という冷えない努力をきちんとやっている方でした。
なのになぜ、足先が冷えてしかたないのでしょう。
そこで渡邉賀子先生のお話です。
体の芯(中心あたり)に寒さを感じるセンサーがあって、そこが寒いと感じると、内臓に血を集めてしまい、手足が冷えてくるのだそうです。
逆に体の芯(中心あたり)が温かく感じると、温かいというスイッチがはいって、手足にも血がめぐるよになるのだそうです。
ですから手足の冷えを感じるときは、体の中心、腰やお腹をあたためると解消するのだそうですよ。
腹巻や腰やお腹に温熱器具を用いるのがよいそうです。
また首や肩、二の腕も敏感なところのようで、外が寒いときは、外に出るまえにストールなどをはおるのが良いそうです。
これから、秋が深まってくるにつれ、寒さを感じるようになってきます。
冷えを感じている人は、腰やお腹をあたためると、手足の冷えが解消できるそうですから、しっかり覚えておいて、腹巻やカイロなどを使ってみましょう。
質問で冬になるとしもやけで悩む方は、なるべくリラックスして血行をよくするのと、早めに体をあたためるようにするのを心がけるとよいそうです。
足のトラブルはこれで解決!できそうなよいお話をうかがいました。
どうもありがとうございました。<m(__)m>
NHKあさイチ2010年9月30日放送 「足のトラブル解消法第2弾(水虫・むくみ・冷え)」